「産みの親と育ての親」リンドグレーン あささんの映画レビュー(感想・評価)
産みの親と育ての親
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特に私が印象に残ったシーンは
リンドグレーンが子どもを産んだあと、おっぱいが張ってとても痛くて
あれにさらしを巻き、産まれたばかりの子どもと別れるというのは相当辛かったと思う。
出産を経験した女性にはこのシーンは痛いほど胸に突き刺さったのではないだろうか。
産みの親と育ての親
リンドグレーンの息子がしばらくマリーをママだと言ってリンドグレーンに懐かなかった。
日本では三歳児神話が今でも根強く残っているが、(産みの母が子どもを3歳までしっかり育てなくてはいけないという思い込み)産みの母、実の母でなくてもそれに代わる人がいれば十分愛着が形成されるというのがよくわかる。
波乱万丈な人生を送った女性である。
リンドグレーンさんと結婚した経緯をもっと描いて欲しかったなぁ。
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Apollōn_mさんのコメント
2020年2月24日
私も、母乳で張る胸をサラシで巻く場面刺さりました。
諦めずに子どもを迎えに行ったのは凄いと。
だからあれだけの作品を書ける作家なんですね。
愛情の形成、私も思いました。
彼女は子どもに拒否られながらも、取り戻して行く場面も良かったです。