「「長靴下のピッピ」を世に送り出した女性の半生が、とても生き生きと描かれた作品です。」リンドグレーン もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
「長靴下のピッピ」を世に送り出した女性の半生が、とても生き生きと描かれた作品です。
予告編で聞いた歌声の、その寂寥感にあふれたメロディーが頭に残っていました。
「長靴下のピッピ」の作者の半生を描いた作品と知って鑑賞。
と、書いたものの、「長靴下のピッピ」の作者が
「アストリッド・リンドグレーン」という女性であること。
この作品で初めて知りました。
スウェーデンの田舎に生まれ、
古い因習や道徳感に縛られながら
もっと自由に生きようとする主人公が、生き生きと描かれています。
作者の半生といいながら、実際は
16才から10年間位しか描かれておりません。
「長靴下のピッピ」の発表が、作者38才の時(1945年)らしいので
この作品のエンディングから、さらに10年以上先の話になります。
結婚の話や作品誕生の話は一切描かれませんでしたので
その間も色々とあったんだろうなと、あれこれ思いが募ります。
NHK朝の連続ドラマの題材になっても良さそうなお話でした。
見応えありです。
「長靴下のピッピ」も読んでみたくなりました。
余談
ヒロインを演じた役者さん
最初はすごく幼く見えたのが、ラストのほうでは立派な母親を演じていて
なんかすごいなと感じました。
上映館
上映している映画館数をみてみたら、全国で1ケタでした。 少な…
なんかもったいない気がします。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
ちしゃくんさん
「赤い目のドラゴン」
お薦めのご紹介ありがとうございます。
絵本なんですね。
優しい絵柄。 …って、イラストは他の人か。
町の本屋さんにあるかなぁ。
時間あるときに探してみます。
そういうのもまた楽しい時間です。
「長くつ下のピッピ」あまりに、ハチャメチャ過ぎて、今の子には受け入れられないかな、、、と、思いきや読み聞かせてあげると、しっかり耳を傾けてました。「赤い目のドラゴン」は、ごくごく短編ですが、雄大で美しく心打たれるお話。オススメです(なんて、勝手なお節介でした!笑)。
ちしゃくんさん
コメントありがとうございます。
「長靴下のピッピ」
岩波少年文庫版で読書中です。
4章まで読み終わりました。
気の向いたときに1章ずつ読んでいるので
とても遅いです …汗
読了めざして頑張ります。