劇場公開日 2022年5月13日

シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価

全1268件中、801~820件目を表示

5.0時代性とのシンクロがみごとです 大ヒットするのは当然のことです オタクが喜ぶ単なる怪獣映画 それにとどまってはいないのです

2022年5月16日
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鑑賞方法:映画館

想像以上でした
大満足です

今までオタクの脳裏で補完されてきたようなことが、巨額の予算とスケジュールで満足できるクォリティーで公式となった
そこに意義と価値があると思います

夢が叶った
生きてきて良かった
そう思える出来映えです

さすがは庵野&樋口コンビ
冒頭から目の覚めるような豪速球です

まず、ウルトラマンとはウルトラQと一体であることが提示されます

ウルトラマンを初めて体験するためには、ウルトラQ をまず体験していなければならないという強烈なメッセージです

全く我が意を得たり!膝を打つような思いです

ウルトラQ のタイトルの背景の不思議な空間は、多元宇宙らしいこともさりげなく示されています

今回の物語はベーターカプセルを中心に展開されます
ベーターカプセルについて深く考察したことがなかった自分にとり、さすが庵野秀明!と喝采しました

ウルトラマンや外星人がなぜ巨大化する事が自在に可能なのかについて納得の考察でした

山本耕史のメフィラス星人は見事に尽きます
メトロン星人のちゃぶ台談義に匹敵する居酒屋談義
伝説のシーンとして末長く語り草になるであろう名シーンでした

オリジナルのメフィラス星人登場回のフジ隊員の巨大化をそのまま踏襲して、禍特対の浅見分析官が巨大化しています

しかし、自分にはウルトラQの第17話「8分の1計画」を思い出しました
江戸川由利子はこのときのスカート姿でした
逆に小さくなっているのですが
モチーフは同じことです

何故に浅見弘子のスカート姿を、下から仰ぎ見るアングルで際どく撮るのか?
なぜに彼女は自分のヒップを叩くのか?

セクハラではないのか?
昭和の価値感ではないのか?
このような批判が集中しているようです

庵野&樋口コンビはそんな批判を受けることは百も承知してのことだと思います
というか敢えて批判させるように仕向けているとさえ思います

無自覚なセクシーシーンとか、無自覚なセクハラそんなことあろう訳がありません

それは21世紀に於いては、個々の価値感が巨大化して、我こそが正しい、現在の価値観で過去を罰する、それこそが正義であり、それに合致しないものは全てをなぎ倒しても許される
そのような風潮を表現しているのだと思いました

メフィラス星人の心理的侵略とはこういうものだという表現でもあるのです

自分には、巨大な釣り針に見えたのです
賢しげにセクハラだと批判すると、見事に釣られてしまうという仕掛けです

時代性の反映が効いています

禍威獣
怪獣ならぬ禍威獣
禍々しい威力のあるけだもの

科学特捜隊ならぬ禍威獣特設対策室、略称は禍特対

なぜ漢字を変えたのでしょうか?
別に怪獣であってもリアリティーは損なわないと思います

問題は「科学特捜隊」だったと思います
21世紀に実在する組織名としてはナンセンスな名称です
しかし「カトクタイ」という略称はどうしても使いたいという縛りがあります

怪獣のままでは「カイトクタイ」になってしまいます
だから一文字で「カ」と発音できる座りのよい漢字を持って来ないとならないのです

だから禍なのだとおもいます
禍はコロナ禍の禍だからです
21世紀の怪獣はコロナ禍として現れたのです

1950年代のゴジラは原水爆への恐怖の形
1960年代のウルトラシリーズの怪獣は突き詰めると文明の進展で変貌してしまう社会への恐怖の形でした

ならば、2022年の恐怖の形として、コロナ禍を避けることはできません

そして製作スケジュールからみてウクライナ戦争は本作に取り上げようがなかったと思います
しかし、不思議なことにメフィラス星人の侵略はウクライナ戦争と連動していると感じてしまうのです
2022年の時代性を濃厚に反映していると感じるのです

ウクライナ戦争、台湾や北朝鮮の有事
侵略は水面下でヒタヒタと身近に迫ってきている
その恐怖の形がしっかりと反映されていました

それは外星人という単語です
従来は宇宙人や異星人、○○星人でした
それが外星人で呼称が統一されています

外星人という言葉の使い方はオタクの間でも珍しいものです
自分にはとても耳につきました

外国人、外星人
考えれば普通にありえる造語のようですが、これまで使われた事例は思い当たりません
本作ではとても意図的に作られ選択された単語であると思います

1966年と2022年の相似形
冷戦とベトナム戦争
新冷戦と近づく台湾尖閣有事、北朝鮮有事、そして始まってしまったウクライナ戦争

矛盾に満ちてどうにもならなくなった世界
何か抜本的な解決策を社会が渇望するとき
その時、現れるのがウルトラマンなのです
なんという見事な解釈なのでしょうか!

ならばウルトラマンに全て任せて他力本願でよいのでしょうか?
そうではないはず
本作の終盤の展開のように打開策を求めて自ら戦うのは私達なのです

ウクライナも自分達だけでロシアの大軍に立ち向かっているではありませんか

逃げちゃダメだ!
本作もやっぱりそれがテーマだったのです

本作の公開が延期され、2022年に公開されたのは必然だったのかもしれません

時代性とのシンクロがみごとです
大ヒットするのは当然のことです
オタクが喜ぶ単なる怪獣映画
それにとどまってはいないのです

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あき240

3.0庵野秀明作品になってました。

2022年5月16日
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でも監督ではないため、ゴジラよりはイマイチ感がある。

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ボケ山田ひろし

5.0いい意味で裏切られた。

2022年5月16日
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旧作ファンです。
一体あの長い物語をどうやって破綻なく纏めるのかと心配していたのですが,いい意味で裏切られました。
庵野さん自身ウルトラマン愛がすごいので,ファンサービスは随所にあるとは思っていたのですが,ウルトラマンを含めどのキャラにも筋が一本通っていて見ごたえ十分。ストーリーも各怪獣,宇宙人のエピソードがクライマックスへの伏線として機能しており,全体としての纏まりも満足のいくデキでした。
旧作には縁がないという方も楽しめる作品です。

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神崎裕正

3.5帰ってきて!ウルトラマン

2022年5月16日
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興奮

私も外星人だったかも?と思ってしまった。
結構、内容が難しいですね。

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マリエル

4.0映画の醍醐味を味わった

2022年5月16日
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楽しい

単純

興奮

私は初代のウルトラマンも樋口監督や庵野監督の作品もエヴァも(シンゴジラだけ見た)ほとんど見たことがないので比べようがありませんが、純粋に楽しかったです。
人間と外星人の知識や技術力に怖さも感じましたし、その中でもメフィラスとの戦いが一番興奮しました。禍特対のチームで闘ってる様子がもっと見たかったな。長澤まさみさん演じる浅見さんが空中キャッチされる瞬間が面白い、なんかウルトラマンのキャッチする仕草に優しさがあって好きなシーンです。あと斎藤工さん演じる神永さんの無表情からの微笑みも良かった。有岡さん演じる滝さんはちょっと演技が残念で気になってしまったけど。
帰ってから一緒に観た家族と語り合ってしまった。これが映画の醍醐味ですよね。古いとか新しいとかは関係なくて、笑ったり興奮したり、自分が楽しめるかどうかが大事で映画の素晴らしさだなと思いました。観に行って良かったです。

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ふたり映画

0.5全然おもしろくなかったです

2022年5月16日
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MMK

5.0「強いて言うなら銀色の巨人」

2022年5月16日
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笑える

楽しい

オリジナルをリスペクトしつつ、それで思いっきり遊びまくり、政治や科学的な要素をそれらしく交えながら、ナンセンスな部分もあくまで真摯に真剣に、面白くてカッコ良く、あくまでも円谷プロ的な色を保ちつつ壮大な印象を与えてくれる怪作でした。
分かりやすすぎるところを存分に利用して笑えて、非常に面白かったです。

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SH

1.0個人的な感想ですが、単純に面白くない。 ただ、昭和の懐かしキャラか...

2022年5月16日
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個人的な感想ですが、単純に面白くない。
ただ、昭和の懐かしキャラから観ずにはおれない方々は結構いるかとおもいます。
商業ベースでは成功なんでしょうね。

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たっくん

2.5あのキャラは関係ないのね?

2022年5月16日
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難しい

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ケイゾク

4.0誰から見たら?

2022年5月16日
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知的

難しい

外星人からしてみたら、地球人は取るに足らない生物
では私達地球人は地球人から見たら取るに足らない生物にどんな事をしているのだろうか?

そんなことを深く考えてしまいました。

もしも、蚊と対話ができたなら、安易に彼等をパシリと叩き殺すことなど出来ないかも
何も感じず命を奪ってそれを当たり前と思っている
とても恐ろしいことですね

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カルヴェロ

4.0満足満足

2022年5月16日
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楽しい

興奮

幸せ

自分は初代ウルトラマンの放送が、始まった年に生まれました。というわけで本家の初見は再放送ですが、子供時代に多大な影響を受けたのは間違い無いですね。それが令和の世に映画となるとは、思いもかけないボーナスをもらったようで、感激もひとしお。

ストーリーは本家からの抜粋に、現代風のリアリティを足してオーバーライドした感じ。話の展開もオリジナルストーリーを踏襲しつつ、アレンジするところはしっかりアレンジして、1本の映画としてもきちんと成立しています。画面を通して感じる雰囲気が、本家の印象に忠実で、制作側の意気込みとこだわりを感じた。
画づくりは、本家の定番、顔面大写しのパターン中心の、緊迫感漂うシーンや、浮遊感のある異星人のシーンなど、昔の雰囲気を残しながら、現代の技術で違和感なく表現していて、好感が持てた。固定電話の着信音や、浮遊音など、効果音もそのまま再現されていて、ああ、コレコレ、と懐かしくなりました。
旧作はCGが無いので、子供ながらに少しダサい特殊効果が気になってましたが、今回作品が現代に蘇ったことで、スッキリしました。まあ、大人になってみると、旧作はそのダサさもまた良いのですが。

ネタバレになるので触れにくいですが、個人的には、「巨大化」と「ゼットン」の裏ストーリーに感激です。本家見ていた人には、絶対おすすめ。そうで無い人も、本家の正当なイメージが伝わるので、楽しめると思います。
今年は「シン仮面ライダー」もあり、楽しみが増えますね。

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AMaclean

5.0初見だけど問題なかった。最高……

2022年5月16日
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ウルトラマンの知識はほとんど無い状態で観たけど、最高……。
皆早く観て米津の主題歌にぶん殴られればいいんだ…

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ミチナリ

4.5帰ってきたぞ、ウルトラマン

2022年5月16日
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今回のウルトラマン、純粋なウルトラマンのリメイクではなく、新解釈ということだが、間違いなく過去の特撮が好きな人が作った映画だというのが伝わってきた。

スペシウム光線が最高
飛ぶ姿も最高

コミカルでシリアスでウィットにとんだ内容に、おおパラレルワールドかって思わせる、まさに日本版マーベルスタジオになりつつある「シン」シリーズ。

みたことない人も、昔のウルトラマン見てた人もぜひ見てほしい

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Rei

4.5特撮かCGかは置いておいて、楽しい2時間!

2022年5月16日
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はまたろう

4.0メタウルトラマンとウルトラセブンのアングル

2022年5月16日
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笑える

楽しい

怪獣も結構出てた。特撮感満載なのもうれしいがCGのなせるわざなんだろうな。
特撮がらみで狭い地域で戦う軛からも解放されたウルトラマン。
斬新で小ぎれいになっていたが空を飛ぶ時は昔のイメージのまま。これはファンサービスとしても良かったかも。
後半、ウルトラセブン的なSF世界観になりつつもうまくまとまってよかった。時々笑える展開もあって飽きなかった。
一流の俳優さん達だったけどセリフ回しの変な感じは監督の演出なんでしょうか。
結構人気なのか今日(公開4日目)まで雑音を排除するのに苦労した。
これに限らず他人の感想やストーリーを知る事無く、まっさらの気持ちで見たいんですよ。

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HigeKobo

3.0艶かしいウルトラマン

2022年5月16日
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カールⅢ世

2.0壮大なスラップスティック

2022年5月16日
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 映画「シン・ゴジラ」を鑑賞したときのような感動を期待したが、何故かしら、何も感じなかった。樋口真嗣監督と庵野秀明さんのコンビは同じなのに、本作品には「シン・ゴジラ」にあった重厚感がない。ずっしりした革ジャンとペラペラのウインドブレーカーくらいの差がある。
「シン・ゴジラ」で唯一違和感を感じたのは米大統領の特使カヨコを演じた石原さとみである。演技がどうのというよりも、若すぎたのだ。カヨコ以外は、長谷川博己が演じた主役の矢口蘭堂官房副長官をはじめ、それぞれに人間的な深みがある役だった。そしてカヨコも矢口蘭堂との関わりの中で、不安や恐怖を吐露し始め、骨太な人間ドラマとしての作品を支えることになる。

 本作品で長澤まさみが演じた浅見弘子がカヨコに似ていた。しかしカヨコが次第に世界情勢が絡む問題の本質を理解し始めるのに対し、浅見弘子はずっと同じノリである。人間的に軽いままなのだ。その軽さが、本作品そのものの軽さとなってしまった。
 主演の斎藤工や有岡大貴、早見あかりはそれなりに頑張っていたが、いかんせん浅見弘子の軽さをカバーするまでにはいかなかった。長澤まさみはスタイルのよさが取り柄みたいな変な展開には違和感しかない。
 もしかしたらギャグ映画だったのかと、はっと気づいた。ウルトラマンと宇宙人が日本の居酒屋で交渉をしたり、宇宙人と総理大臣が書面の覚書を交わしたりするのは、たしかにギャグだ。であれば、長澤まさみのアホなシーンも頷ける。本作品は壮大なスラップスティックなのだ。

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耶馬英彦

4.0今年最大の期待値

2022年5月16日
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 まずはウルトラマンをスクリーンに登場させてくれたことに⭐️4。しかしながら、内容は
微妙。一回観ただけでは分からない、でももう一度劇場で観るかといえばどうだろ。オリジナルのエピソードがいろいろ入っているけど、詰め込み過ぎかも。巨大化笑えたけど、あれいりますか?バルタン星人出して。

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旅行者

5.0出演者の饒舌がとても愉快!

2022年5月16日
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三輪

4.51話30分原作の映画化とは。

2022年5月16日
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とにかく愛を感じた。
商業用の匂いの前にちゃんと愛がある。
ちゃんと空想特撮映画が好きな人達が創ってる
(だから期待度大なんだけどね)

まずオープニングで本当に涙が溢れた。
マジで「そこも感動させてくれるのぉ!?」
とポロポロポロ(´;ω;`)

幸せな112分をありがとう。
楽しい時間でした。

とはいえ物足りなさも多々。
多分1話30分に慣れてるので
沢山の怪獣観たい欲が仇となったのか?
とか
物語上仕方ないが
「ハヤタ隊員じゃないと、この感情が消えるのか」
とかあるけど、
でも、満場一致で出来る物語ではないので
本当に感謝しかない。
楽しかったです!

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梶野竜太郎