劇場公開日 2022年5月13日

シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価

全1257件中、761~780件目を表示

3.5演者の皆さん楽しそう

2022年5月17日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

監督などが作品のファンで新たに制作して駄作になるケースはあれど、今回はファンだからこそ大切に作られた成功例の映画でした。

絶妙なシュール感はウルトラマンの世界観だからこそで、演じているキャストの皆さんの台詞回しも良いものを届けたいと言う気迫が伝わり、携わっているスタッフロールに混じって庵野さんの名前が多く見受けられて感服しました。
劇中であの人あの声は!?で驚かされる事もしばしば。
音楽も過去の懐かしいサウンドもあれば新規もあり、場面毎に楽しめました。ただウルトラマンと怪獣の闘いは斬新だったので、もっと観ていたかったです、展開の意図や用語も初心者には難しい。

それでも主演が斎藤工さんじゃなければ個人的に観に行かなかった自分ですが、スクリーンで鑑賞して正解でした。

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月子

3.0うーん。二番煎じ感否めず

2022年5月17日
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冒頭からウルトラQの流れでちゃんと世界観を作ってくれており、あの頃の記憶が歴史的史実だったかのように錯覚させてくれる。この導入部や良し。
とにかく細部に渡りリアルタイム世代への気配りがすごい。「貴方のこだわり、分かってますよ〜。ちゃんと反映してありますから」というシーンの数々でニヤニヤ止まらず。
飛行時の思いっきり人形感とか実相寺監督リスペクト感とか円谷プロ特有の爆発音とか、数え上げたらキリが無いが個人的にはかかってくる電話のコール音に一番萌えたなあ。あの近未来感(当時)にゾクゾクする。
ただこれを娘に見せたら「なにこれシンゴジラのマネじゃん」の一言で終わる気がする。荒唐無稽な話をさまざまな理論(こじつけ)を駆使して大人も納得する形に仕上げるのはオタクの矜持として大いに賛同だが(ガンダムのミノフスキー粒子みたく)、なんせもう同じことやっちゃってるからなあ。「シン・ライダー」に「〜対」って組織が出てきたらもう観ないかも。
それにしても巨大化するのにスカート姿はまずいでしょう。む、いや待てフジ隊員の時も「これがスカートだったら」と悶々としたような記憶が…。そうか俺たちの見果てぬ夢を実現してくれたのか。ここまでの拘り、ありがとう庵野、樋口ペア!

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あっきゃん

3.5思い入れの無い物はすぐに捨てるが、思い入れのある物はなかなか捨てられない。

2022年5月17日
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悲しい

楽しい

興奮

よその星から来たウルトラマンが地球の脅威になる怪物などに立ち向かう話。
バトルアクションでも外国映画とは一味違った構図などは面白い。
ウルトラマンの作り物感、何とも言えない表情や動きにはシュールさがあり、周りのテンションもどこかゆるい。ゆるギャグ作品なのだろう。

良い点
・大怪獣の後始末
・しゃべるのが苦手な感じ
・ここぞとばかりに盗撮

悪い点
・やたら狭く密な基地。強度が不安な基地。
・無防備に外に出る
・気まぐれな戦線離脱。予算削減か。
・分離とは

その他点
・接頭語に「シン・」を付けたくなる者もいる。

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猪古都

3.0世界観をアップデート

2022年5月17日
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鑑賞方法:映画館

もともとエヴァンゲリオンの設定にウルトラマンからの流用が見られただけに、うまい味付けだなと思いました。シンゴジラの世界観とゆるくつながっているようで、詳しくは語られていないものの、竹野内豊さんが登場したときには、思わず何かゴジラ関連のワードをつぶやくんじゃないかと見入ってしまいました。
テレビシリーズでは、ゼットンに負けてしまうという最終回が衝撃的過ぎて、当時子供だった私は正視できませんでした。あれだけ何度もリピート放送されながら、最終回だけはちゃんと見た覚えがないのですが、オリジナルにうまくアレンジを加えながら、話を組み立ててある筋立てには感心しました。
エンディングロールでは、テレビシリーズで使用されたスコアの採用など、細部に庵野秀明氏のこだわりが見られます。特に、ウルトラマンのアクションにスーツアクターの古谷敏さんの名前があったのには感激してしまいました。
果たして、今の子供にウケるかどうかは未知数ですが、当時、怪獣を夢中で追っかけた子どもたちには刺さる映画だと思います。

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うそつきカモメ

突っ込み所満載

2022年5月17日
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主人公がおっ〇ん、台本がめちゃくちゃ、セリフは回りくどい、ウルトラマンという小手先だけのタイトルは見てすぐにはがれ落ちる。

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マンハッタン

2.0好きじゃない

kさん
2022年5月17日
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k

2.5突き抜けるところがない熱量の低さ

2022年5月17日
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よして

4.5巨大長澤まさみ、最高。

2022年5月17日
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ウルトラマンにそれほどの思い入れはないけど、息子がこの映画のエキストラとして画面に映ってるというので、すぐ観に行った。斎藤工ファンでもあるし、楽しみにしていたが、
1番いいなと思ったのは、エキストラの息子でも斎藤工でもなく、巨大長澤まさみ!! 美女をハイヒールとタイトスカートで巨大化させたインパクトは、怪獣以上。
さすが、庵野秀明。 面白かったです。

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邦子

3.5まあ、ウルトラマンでした。

2022年5月17日
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ハリソン

1.0最高のB級映画 松本人志の「大日本人」好きには是非!

2022年5月17日
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私は庵野さんの大ファンであり、子供の頃ウルトラマンに大ハマりした男性です。
この映画はお金持ちのファンが作ったB級映画です。
子供の頃「良くわからない大人の展開」がオマージュとして(?)表現されていましたが、棒読みの演技の展開は正直苦痛でした。※斎藤工は神演技でした。ウルトラマンが斎藤工に見えました。
脚本、映像、とにかく酷かったです。緊張感は全くありません。かと言って笑えません。
書いてて悲しくなってきたので以上にします。
それでも私はシン仮面ライダー、見に来ます。

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とまちゃん

4.5ライト層にも優しい!

2022年5月17日
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楽しい

興奮

難しい

メチャメチャ良かった!
ライト層にも程よく分かりやすく、オタクも唸らせるちょうど良い塩梅でエンターテイメントに昇華された、素晴らしい作品!!

ウルトラマンも人間も変わらない命ある生命体!

ウルトラマンってそんな深いテーマがあったんか知らなかった。

文句言うとこが全くなかった。この場合感想文って難しいんですよね。
良かったのは良かったが具体的に何がかは言葉にするのが難しい!

うまいのこと現代設定に落とし込んでるとこ。
限られた時間でうまく話しまとめたところ。
海外の描写とか余計なものに時間割くことなく主人公周りの描写でよくまとめた!

最後のゼットン爆発して空間が歪んだとこからガンバスターの最終話を思い出しましたね。

本当に良かった。良かったしか言えないけど手放しで褒められる!

来年のシンカメンライダーも楽しみである!

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魔星

1.5おい、円谷と庵野(総監修etc.)見てるか?

2022年5月17日
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Q.なぜ、つまらないか?
①演出がダメ
 まったく盛り上がらない。ウルトラマンを知らない人々を感動させる演出がほぼない。
当時の演出をふんだんに再現しているが、これ現代人だと古臭いだけだからね?
②知ってる前提の知識、そして早口すぎる
 宇宙人を出しすぎだし、二時間で浅い情報が多すぎる。そして、早口すぎて何を言ってるのか
理解できない、混乱する。
③予算不足が観客にわかる
 子供向けならいいだろうけど、大人向けには予算が少ないのがバレてしまってる。
CGに予算使いすぎたか?
④保守的すぎる、ストーリーに新鮮味がない
 中途半端に庵野味に(悪い方向に)リメイクしただけ。
 リブート作品だと言い訳するなら、企画スタート地点で躓いている。
円谷はウルトラマンの制約が多く、保守的で有名だ。もしかして後に作品に影響を受けないように庵野にも注文を付けたか?
だが、これではウルトラマンがサザエさん同様に閉ざされて飽きられるコンテンツになるだけだ。少なくとも一般人は、もう二度とウルトラマンを見ようと思わないだろう。どれだけ広告を出そうと。

⓪最後に
 ウルトラマンを好きで好きで無条件に受け入れる人間には、名作だろう。しかし、ウルトラマンを卒業した。または無関心な人間には、これは駄作だと思う。
 もっと、ウルトラマンに新しい風を吹かす設定や意味のないオタク用語を少なくする必要がある。また、ストーリーも小出しにせずに単純化しないと。
 ・・・庵野 “監督”(敬称。今回の監督は 樋口さん だから)、次の仮面ライダーがイマイチならアンタ、世間的な信用は終わるぞ?人々は声を上げないが、勝手に失望して二度と見なくなるぞ?宮崎監督の二の舞になるのか?
仕事は選べ。周りの若いスタッフの意見に耳を傾けろ、がんばれ。

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ステンレスブルク

2.0もの足りない自己満オマージュ

2022年5月17日
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NobuNaga

4.5庵野さんのウルトラマン

2022年5月17日
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笑える

楽しい

まずは何より面白かった。また、庵野さんだと感じる作品でした。
時節現れるシュールな絵面で笑いを誘いながら、どんどんストーリーに惹き込まれ最後まであっという間でした。
ウルトラマンという空想の存在が実際に現れたらどうなるのか。それを庵野さんなりに解釈して映画にしたんだと強く感じました。
ウルトラマンへの愛も強く感じとにかく面白い。気になった方はネタバレなど見ずに映画館へすぐ行きましょう。

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dang

4.0あの頃の子供の為の映画

2022年5月17日
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楽しい

興奮

萌える

レイトで見てきました。
いつも月曜日のこの時間なら一人か二人なのですが、今夜は6人もいたので注目度の高さを感じます。
さて、私の息子はティガ、ダイナとガイアにお世話になりましたが私自身は80です。
そんなウチには、ティガやダイナ、ガイアのヘルメットやベルト、変身アイテムがまだ保管してあります。
そこから考えると、この映画は子供受けする玩具になりそうなものは変身アイテムくらいなので、あの頃ウルトラマンにハマった大人向けの映画です。
光とか神様とか出てくるとウルトラマンって宗教染みてるなぁと、改めて思いますが、八百万の神の国 日本なので致し方ないのでしょうか。登場人物、皆さん早口でストーリーもテンポ良く、色々詰めこまれてて良かったです。ラストの神永さんは目覚めた時、何か覚えているのか、とても興味があります。

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のんさば

4.0シン・ゴジラのテンポ感&ウルトラマンの本質

2022年5月17日
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シン・ゴジラがおもしろすぎたのと、何度かの公開延期によって楽しみ度が上がってしまい、
肩透かしくらったらどーしよーーーと思っていたけど、バッチリおもしろかった!!!

正直言うとシンゴジの方が大好きだけど、期待通りあの世界観で描かれてて
めちゃめちゃおもしろかった。
専門用語を早口で並べ立てる天才たちの会話のシーンが素晴らしい。
内容はわかんないんだけど、わからないからこそ、彼らがスペシャリストである感じが高まる。

そして大ちゃん(有岡君)!!
大ちゃんをキャスティングしてくれたのが本当にすばらしい。
西島さんと斎藤工クンがタッパあるのに対して、普通サイズの大ちゃんが
頭脳戦で大活躍するのがめちゃめちゃハマってた。
大ちゃんセリフの内容なんてほとんどわかってないんだろうなーww
でもよく覚えたなーとか思いながら見てしまったけど、あとから西島さんのインタビューで
ちゃんと内容理解してセリフ言ってたっていうのを見て余計に感動。
JUMPの中ではバラエティーのイメージ強いけど、実は歌とダンスが上手で好きだったんだけど、
お芝居までこんなできるとは!(掟上今日子の塗くんとかそういえば好きだったけど)
ホント、キャスティングに感謝。

そしてそして!斎藤工様ーーーーー。大好き。
こちらもピッタリだったと思う。
とにかくシン・ウルトラマン、キャスティングがすべて最高。

早口で長尺のセリフで展開されるシーンが結構あるけど、
みんな活舌よくて声もいい人ばかりだから、聞き心地がいい。
声だけのキャストの方々も、ナイスキャスティング。

は~~~~~もう一回見たい!
そしてシン・仮面ライダーも楽しみすぎる!!

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ななな

4.0なんとなく大人になったと錯覚している

2022年5月16日
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ダイコンフィルムで帰ってきたウルトラマンを制作販売し、クオリティーの高さに円谷プロから怒られた庵野が、長い年月を経てウルトラマンを託されるのは感慨深かった。
厨二病的な長台詞が多いですが、ストーリーのテンポを早めてクドくならない様に作ってあり、ラストまでダレずに観れました。
隠し要素の小ネタが満載で、40代の自分が子供の頃に感じた高揚感を思い出せます。
作風から評価は割れる作品だと思いますが、大人になってもウルトラマンは大きな存在なんだなと再認識しました。
スクリーンで観に行って良かったです。

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ユニゾン

3.0楽しみにしてたのはウルトラマンファンだけじゃない

2022年5月16日
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ウルトラマンも特撮もよく分からないし、特に庵野のファンでもないのだけど、シン・ゴジラがばちくそ面白かったのでもう一度あれが見れると心待ちにしてた層の人間です。

結果、あまり楽しめませんでした。

期待はしすぎましたが、それにしても、ひとつの映画としてシンゴジラとクオリティが違いすぎる。

シンゴジラっぽく撮ったのは分かるけど真似事レベルで中身が伴ってないです。
むしろ別物として作ってくれたら比べることもしなかったのに、、

ウルトラマンのファンであれば楽しめるらしいです。
私もウルトラマンを楽しみたかった。
怪獣かっこいい!ウルトラマンかっこいい!人間もがんばれ!みたいに興奮したかった。残念です。

ストーリーや演出への不満は置いといて、1番うんざりしたのは禍特隊の俳優さんの演技です。
客寄せで西島秀俊と長澤まさみを据えたかったのは分かる。だったら残り2人は演技できる人を置いて欲しかった。
みんな演技がひどくて全体のしまりがなかったです。
高橋一生と市川実日子レベルは無理でももっと他にいただろうに...

しかもそのメンバーで話すシーンが多いのに何言ってるのかよく分からない。
山ちゃんの声が出てきた時はその聞き取りやすさに思わず感動しました。

俳優さんって大事だなと改めて勉強になりました。
山本耕史はよかったです。

今回は監督が樋口さんということで、だいぶ見誤った感じでした。
仮面ライダーは庵野が監督なので今度こそ期待してます!

あとこういうこと言うと怒られそうですが、ウルトラマンの戦闘シーンはそういうゲームのプレイ画面みたいでした。

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うりまくりよ

4.0面白かったですか? 仮想現実をリアルに描くのはシン・ゴジラでも行わ...

2022年5月16日
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楽しい

寝られる

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パナソニック

5.0「ウルトラマンAタイプ」この言葉にピン!ときたら映画館へ

2022年5月16日
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鑑賞方法:映画館

ウルトラマンシリーズを一度でも観た方なら
映画館で観てほしい…そんな作品です。

「何故ウルトラマンは戦うのか?」
大切なテーマから外れる事無く
原作をリスペクトしているので
「最初のウルトラマンが地球に来た理由はこれ?」
そう思っても問題ないかと思います。

○コアなファンへのサービスや私個人の感想

 ・タイトルから話が始まるまでウルトラQオマージュ
  (原作はパゴス、ネロンガ、ガボラは
  同じ着ぐるみの使い回しでした。
  それらを設定に上手く反映しています)

 ・地球に初めてウルトラマン降臨
  (銀のボディに灰色カラー、まさにウルトラマン前夜祭オマージュ
  マスクは何と!?Aタイプ!!!しっかり原作をオマージュ!
  人と融合前なので全てにおいて体力の消耗が少ない。
  ※デザインワークス設定参照
  A、B、CタイプでAタイプが好きな同志の方
  出番は少ないですが、必ず劇場で観ていただきたいです)

 他にもあの仲間がしっかり黒鶏冠だったり、効果音、BGMオマージュ
 古谷敏氏のモーションキャプチャーや体型を使用したり
 (ジェームス・ディーンの「理由なき反抗」ポーズしてますよ)
 当時の誤報を話に利用したりと、初代マンが好きな方には必見です!

 ・あまり宜しくない点

  ホシノ少年役、お茶目なイデ隊員が居ないこと
  少しドジで憎めないハヤタ隊員と違い(スプーン変身等、本作はあり得ない)
  初代マンらしいポップさが少ないです。
  また「故郷は地球」のような重いテーマが多くない初代マンオマージュのわりに
  少しウルトラセブンよりです。ちゃぶ台の代わりに居酒屋トーク
  「禁じられた○葉」が「○われた街」っぽくなってしまったり
  同類との地球人についてのトーク、こういうテーマはもっと相応しい
  シン・ウルトラセブンにとって置いてほしいと思いました。
  また元々三部作だったようで、詰め込み過ぎ感が否めません。

○ちょこっとウルトラシリーズを観た方へ

 ストーリー的な部分はあまり気にせず、怪獣星人バトルを楽しむのが
 面白くなる要素かと思います。

 「カラータイマーが無い」を気にしないでいただけると幸いです。
 実はウルトラマンは元々カラータイマーも覗き穴も背鰭も無かったのです。
 当時の映像(テレビ事情)、技術で苦肉の策で、今尚残るアイコンなのです。
 元々ウルトラマンデザインを作成した方、成田亨氏へのリスペクトゆえです。

●総評
 私個人は熱烈な初代マンファンなので、ツッコミどころはあるものの
 素直に楽しめましたし、何よりも続編がなくなる事の方が心配です。

 玩具支流な現存のウルトラシリーズ
 お祭りファンサービスなウルトラギャラクシーファイト
 そして本作であるシンシリーズ、全て続いてほしいと切に願います。

 庵野監督の「シンゴジ、シンエヴァ」個人的にはあまり…ですが
 ウルトラ愛に溢れた本作を世に出していただいて感謝しております。

 続編があるのなら、シン・ウルトラセブンへ移行する前に
 今一度シン・ウルトラマン2を!!
 次作は融合前Aタイプ(物凄く格好良かったです)をもっと活躍させて
 何らかの設定を付けてBタイプも登場させてほしいです。
 (人類の愛という存在を知ったからこそ使える
 大幅に体力消耗するも融合前の力を一時的に出せる等)
 オマージュには頭が下がる思いですが、続編には特に
 コアファンも予想出来ないストーリー部分も少しはほしいと思います。
 またオールCGでの戦闘シーンは、今の技術でもやはりリアル感に欠けます。
 ハリウッドSF映画(スパイダーマンNWH、アベンジャーズシリーズ)のよう
 着ぐるみとCG融合で更なるリアル感を追求していただきたいです。

 最後に…米津玄師さんの主題歌「M八七」
 とても素晴らしい歌です。

  一説の「痛みを知る ただ一人であれ…」
  この言葉が実に初代ウルトラマンに相応しい。
  本作終盤、リピアの地球人への思いに
  変わってしまった地球の現状(コロナ禍、戦争等)を踏まえ
  号泣してしまいました。

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Aタイプbb