「カラータイマー落として来たん?」シン・ウルトラマン toyoさんの映画レビュー(感想・評価)
カラータイマー落として来たん?
放送時小学一年生だった私は「大きくなったらウルトラマンのお嫁さんになる!」と固く心に決めておりました。セブン始めたくさんのウルトラ星人が来ましたが、私の彼はウルトラマンと。
半世紀ぶりに会えるウルトラマン!
オープニングで「わぁーこれよこれ」と期待マックス。
でも、
禍威獣?怪獣やろ!
外星人?宇宙人でいいやん!
特捜隊は飛行機に乗って戦わんかい、なにパソコンカタカタやってるねん!
そしてウルトラマン、どこにカラータイマー落として来たん?
あれがないとあなたぬめ~としてメリハリないボディがシャキッとしないやん!
あのピコンピコンがハラハラドキドキするのに無いんかぁーい!
怪獣もセットもリアルで凝ってるし、当時の怪獣博士たちの能書き満載なストーリーなのでしょう。
なんかやたらしゃらくさい政治の設定とか外星人の御託宣とか、そんなん要らないです。
テレビでは「子供にはよくわからないけどなんかジワジワくる哲学的な問い」みたいなのがあったのに、今回はよくわからない。切ないエンドのはずなのに実感湧かない。
ハラハラドキドキの後の爽快感もあんまりなくて、もやもや。
作った方々の「どうだ、凄いだろう」というドヤ顔だけが心に残る。
子供にも楽しめるストーリーにしてほしかった。
大人も子供も楽しめるスカーっとするウルトラマンが見たかったです。
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