「往年のファンは、泣いて喜び、喜んで泣く‼」シン・ウルトラマン 川柳児さんの映画レビュー(感想・評価)
往年のファンは、泣いて喜び、喜んで泣く‼
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おもしろい映画だった。
それは、「笑える」、「興味深い」、そして「考えさせらえる」、という「おもしろい」という言葉のすべての意味で、この映画を形容できるから。
物語の中盤までは、「え? なにこれ、コメディ?」と思わせるような展開が多かった。
特にフジ隊員へのオマージュのシーンでは、おそらく100%の男性がよからぬことを想像したと思うと、爆笑を抑えられなかった(笑)
そしてウルトラマンの身体が、あり得ないカラーに変化! 今考えたら、あの現象は、あれが付いてないから、ああやって知らせるという方法なのね、なるほど。
終盤は「え、光の国の住人?って、そんな考えなん??? 俺ら地球人に対して、そんなことすんの?」という驚き。
おいおい、ウルトラシリーズに、この解釈は斬新すぎるやろ!
しかもあの怪獣を連れてきたのは、お偉いあの方だったとは!
本当に心から楽しませてもらった映画。
往年のファンとしては、嬉しさと喜びで、最後の最後は涙腺が緩んでいた。
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