「来週も気になるを見れた気分」シン・ウルトラマン ハムカツ太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
来週も気になるを見れた気分
まず初めに、私は初代ウルトラマンを見た記憶はなく、幼少期にウルトラマンコスモスを見ていたくらいの知識で、今作を鑑賞しました。
今作を見て感じたことは、「見やすい!」
よかった点と悪かった点に分けて話します。
◎よかった点
・私が感じた最もよかった点は、毎週感じていた、「続きが気になる!」をそのまま見せてくれたことです。ウルトラマンはテレビシリーズで、毎話30分?くらいで単話で話が進められる中、「今週もおもろかったー!来週も早く見てぇ」と感じていた記憶があります。今作は、映画でウルトラマンを作ることで、1週間の区切りを作ることなく、ワクワクしたテンションのまま次の話へ進ませてくれました。映画なのに、単話をいくつか入れ込んだ様な構図にする意味はあるのか?と感じる方もおられるかもしれませんが、私はプラスに捉えることができ、非常に楽しめました。
・外星人としてウルトラマンをメフィラスらと同じく危険視することで、実際に外星人がきた時のリアリティが増していたと感じました。そして、大人になった今見ると、洗練されたウルトラマンの外観は非常に宇宙人ぽく、美しくも怖くも見える奇妙な物に仕上がっていると感じました。禍威獣たちの、ビジュアルもウルトラマンに同じく、非常に魅力的であると思います。
◎悪かった点
・アサミヒロコのお尻を叩いて気合いを入れるシーンは本当に必要なのか?これに関しては、作品の中で、浮いている印象が強かったです。また、巨大化したアサミヒロコをローアングルで写し、ネットで盛り上がりを見せたシーンでは、女性の見方を変えようとしている現代に対して、あまり適していないと感じ、不快に思う方も多くおられると考えています。
だいたいこんな感じです。個人的には十分楽しめました!そして今作のMVPは間違いなくメフィラス星人を演じた山本耕史さんでしたよね!最高でした!
「○○○○」私の好きな言葉です
これはシンウルトラマンを見た人名前では、プライベートでも人笑い取れそうですよね