「やはり元連続番組は難しかったか?」シン・ウルトラマン urotannさんの映画レビュー(感想・評価)
やはり元連続番組は難しかったか?
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私は年齢的には30代前半。ゴジラやウルトラマンはビデオで見たことがありかなり好きな番組だったので思い入れはありますが、いかんせん子供すぎて明確な記憶はありません。
シン・ゴジラがかなり面白かったのでこちらも期待して視聴。
感想はまぁまぁそれなりといった感じです。
他の方のレビューにもありますが、つまらなくはないが、大きな感情の起伏を呼び起こすことなく終わっていったなぁという感想です。
もともと映画であるゴジラと違って連続番組であったウルトラマンを2時間の映画に収めることはやはり難しかったのでしょうか。
平行次元の設定などでSFっぽくしてそれなりに大人の雰囲気を醸し出しつつ、しっかりと「ウルトラマン」ではありました。しかし、それ以上でもそれ以下でもないです。
駆け足になってしまったのか、なにか製作者の伝えたいメッセージの様なものが曖昧でぼやぼやしていた印象です。
もっとも「おおっ!」となったのは最初のスペシウム光線のシーン。派手すぎるようなこともなくしっかりとスペシウム光線でありながら映画館の大迫力であれはテンションがあがりました。
あとは散々言われているでしょうが、メフィラス星人ですね。胡散臭すぎて最高。彼にもう少し焦点を絞っても良かったのでは?とさえ思いました。
ゼットンについては賛否両論あるでしょうが、私は好きです。尺的に背景の説明なんかの必要がない兵器扱いってのは面白いと思いました。
なにやら議論になっている長澤まさみのシーンですが、不愉快には思いませんが、いるかコレ?とは思いました。ノイズになっている感じです。
よくぞ破綻なく2時間にまとめた!と褒めますが、感想は佳作。そんな作品でした。
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