「評価が分かれる作品」シン・ウルトラマン raumerさんの映画レビュー(感想・評価)
評価が分かれる作品
ゴジラ、ウルトラマン、仮面ライダーで、もっとも現代的なリアリティを出すのが難しいのがウルトラマンです。それにあえて挑戦したという点は評価されるべきだと思います。テレビではただの小道具だったベータカプセルに主眼を置いてウルトラマンの物語を再構築するのは制作陣の苦労のあとが見られますが、私のような昭和生まれ、怪獣世代の観客は後半の展開について「見たいのはこれではない」と思ったのではないでしょうか。それでもCGで作られた生物感のあるウルトラマン、逆にもっと生物に近づけられるのに着ぐるみ感を残した怪獣、CGでなければ実現できないアングルからの飛行シーンは一見の価値があります
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