「特撮...」シン・ウルトラマン haru shiroさんの映画レビュー(感想・評価)
特撮...
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特撮、と言うには特撮らしさが足りない。
「ディヤッ!!!」とか「ジュアッ!!!」が無いのは多少物足りなさを感じざるを得なかった。
シン・ゴジラと比べると構図がシンプルかなぁ、と。カッコいいシーンも、もちろんあったがゴジラの時の常にカッコいいシーンの連続ではなかった。制作した人間に庵野さんが入っていても監督が変わると、こうも変わるかと正直思ってしまった。
シン・ゴジラに出てきたキャストが多く出ていて「シン」の世界の繋がりを感じた。ただ東京駅の前にゴジラはいないし劇中のセリフから考えるに同じ世界線、時間軸ではなくパラレルワールド的なそれなのだろう。
映画内でウルトラマンが初めてスペシウム光線を打つシーン、あの動きは本当にカッコよかった。しなやかに掲げた右腕と、これまたしなやかに真横に左腕を広げ、それを勢いよく折り曲げて両手首を交差させる。あの誰もが知っている動きを今になって、ここまで美しく、カッコよく出来るとは。あのシーンは本当に素晴らしかった。
ウルトラマンは間違いなく我らのヒーローです。
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