「オムニバス せわしなく 飽きる 説明くさい お馴染みの役者 CGが無機質 ゾフィーの扱い」シン・ウルトラマン Sordinoさんの映画レビュー(感想・評価)
オムニバス せわしなく 飽きる 説明くさい お馴染みの役者 CGが無機質 ゾフィーの扱い
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総じてつまらない映画だった。公開初日に観た自分を叱りつけたい。
・1 ウルトラマン来る前 2 ウルトラマン登場 3 最初の外星人 4 次の外星人 5 次の外星人 これら5つの話を並べただけに見えた。
・2時間弱に詰め込むにはせわしない。最後は、え? たったこれだけの時間でゼットンエピソードまで行っちゃうの? この映画内での「日本」におけるウルトラマンのイメージすらまだ安定させてないのに。このウルトラマンは一体何をしに来たのだろうと感じさせた。当然、最終部に共感や感動が生まれるはずもない。
・3-5の話が同様に外星人と地球人の関係性を扱っており、飽きる。そういうありがちなプチ小難しい話が見たかった訳ではない。
・ウルトラマンの変身原理が大きな話題となっており、それを中心に萎える説明が延々続く。月並みな政治的な軋轢や妥協の説明も多く、これも萎える。そういうのも本当どうでもいいから…。カッコいい怪獣。科学特捜隊とウルトラマンが死力を尽くす姿。他は些事のはずなのに。
・お馴染みの役者が勢揃い。夢の「ウルトラマンの世界」が現実に引きずりおろされたように感じる。特に「巨大長澤まさみ・下からのアングルのおまけも付けました」って何がしたいんだろうか。別に「まさみ」を見るためにお金を払った訳ではない。フジ隊員に土下座して謝っていただきたい。
・CGが無機質。ウルトラマンが人形に見えること多々。異空間表現も月並みでチープ。
・ゾフィーを勝手に「ゾーフィ」という名前に変えたこと。躊躇なく地球を滅ぼそうとするキャラに変えたこと。許し難い。
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