「普通で標準的」ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝 Imperatorさんの映画レビュー(感想・評価)
普通で標準的
全部観ていないので、レビューする資格はないが、期待したほど、ヘレーネおよびクレラー・ミュラー美術館の話は無いようだ。
ヘレーネの話とゴッホの話は別立てで、特に後半は、普通の“ゴッホ伝”になっている。
内容も、「2人の深層に迫っていく」と言うほどではない。“ゴッホ伝”は、標準的な解釈で、大急ぎに一通り語って終わる印象だ。
見所としては、
・前半で、ゴッホが描いたようなオランダの風景が映される
・現在、上野の森美術館で開催している「ゴッホ展」(~2020年1月13日)で展示されている作品を、いくつか観ることができる
ことだろうか。
ただしもちろん、ゴッホ好きにとって、大きなスクリーンで、解説付きで絵を観ることに、不満のあろうはずはない。
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