「論理性に欠ける」サラブレッド にあさんの映画レビュー(感想・評価)
論理性に欠ける
え…頭おかしいが過ぎる…
折り合いの悪い義父を元々嫌悪してたけど、
通ってた名門校辞めさせられて
問題児の通う学校に行かせられることになって
限界迎えて他人に殺人やらせようとした?
その猟奇や展開にドキドキするのを楽しむ映画?
論理的じゃない、穴があり過ぎる、
コンセプト先行で詰めが甘い
それが気になってしまうと楽しめないのかもしれない
警察が正しく捜査して真犯人が捕まる
その後の裁判の様子や世間の反応、
それに対する二人の言動、
そういうところまで描かれてたら楽しめた気がする
体内から睡眠薬の残りが確認されるだろうし
服についた跳ね返りの血痕の位置や量に
違和感持たれるだろうし、
犯行時の服やゴム手袋を捨てたゴミからも…
いくらでも事実追えるだろうに…
警察の捜査がザルすぎる
愛馬を失うことで弱ってしまうであろう母を想って取った行動、愛馬を苦しめないようにとの想いからの行動、その行為を振り返って「長年連れ添った自分で良かった」て言う子が。感情がない、なのか。とか。
全体的にご都合主義の創作物って感じ。
サラブレッド、というタイトルの意味も
私には難しかったな…
——/——/——/——/——/——/——/——/
あらすじ覚書
感情欠落少女とサイコパス少女が
ヤクの売人利用して
サイコパス義父を殺そうとするも失敗。
サイコパス少女が感情欠落少女に睡眠薬飲ませて
その間にサイコパス義父を包丁で刺し殺し、
感情欠落少女に罪をなすりつける話。
感情欠落少女は感情がないから人生に価値はない、
だから罪を被せてもいいって思考のサイコパス少女、
それを認める感情欠落少女。
ヤクの売人は以前に未成年者強姦で逮捕歴あり、
次は軽犯罪でも捕まれば15年は刑務所暮らし。
それを分かって少女たちは
売人から薬を買う際の音声を録音、
それを使って殺人しろと脅しをかける。
売人が言いなりにならないと分かったら頭殴って、
出血するほどの怪我を負わして服従させようとする。
サイコパス実母は義父にベタ惚れ、
なんでも義父の言いなり。
サイコパス義父はなぜそこまで?ってくらい高圧的。
感情欠落母は空気。