「キューバのこと何も知らなかった」WASP ネットワーク talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
キューバのこと何も知らなかった
キューバと映画ということではゴッドファーザーⅡをまず思い出しました。キューバを訪れ若者達の暴動を目にしたマイケルが「彼らは金でなく信念に命をかけている」と言ったのが強烈だったからです。これは当時の親米キューバ政権と戦うフィデル・カステロによるキューバ革命なんですね。
そのカステロ政権(社会主義国家)が1959年以降ソ連崩壊を経験しても続いていて、この映画の反カステロのWASPネットワークは、キューバのホテルや観光地テロを止めるスパイ組織であり、筏に乗ってキューバから亡命する人達を飛行機で見つけて空から海へ物資を落として援助するパイロット達でもある。ここまでわかるのにいったん映像止めて調べましたが、あまりに何も知らない自分に驚きました。
映画は途中からテンポよくなりドキドキしながら進みます。この映画のペネロペは逞しく地に足のついた母親&妻役で素晴らしかった。アナ・デ・アルマス、かわいそうだった。ネットワークのリーダー役のガエル・ガルシア・ベルナル、かっこよかった。
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