「何があっても絶対に映画館で見るべき」トップガン マーヴェリック いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
何があっても絶対に映画館で見るべき
もうあまりの期待度に字幕が戸田奈津子だとわかった瞬間に満点の5点、オープニングで100点、最後は1000万点になった。
今後何があってもトップガン マーヴェリックを超える作品は出ないかも…
そう思わせるほど、CGなしの本気アクションはもちろんのこと、あまりにも熱く、感動を呼び起こす丁寧なストーリーに興奮して涙がダダ漏れになってしまった。
マーヴェリックがあの頃と変わらずに型破りで無謀、その上カッコ良い。しかし、相棒であるグースを失った悲しみ、責任を30年間背負い続けてきたことも痛々しいほど伝わってくる。批判も受けつつ、しっかりとキャリアを積み重ねてきたトムだからこそ出せる苦悩。
それとマーヴェリックが指導する新世代のトップガンたち。その中にはなんとグースの息子ルースターがいるなんて…悲しみを抱えた二人の衝突はじれったい。
見事に嫌なライバルっぷりを見せるハングマンも良い。
さらに、再び再会したかつての恋人ペニーとの久々のロマンスも良い。トムまだまだ恋愛ものもいける笑
そしてなんといっても、かつての宿敵アイスマンとの友情が涙腺を崩壊させた。マーヴェリックの苦悩を受け止めつつ、信じて励ます姿に30年の重みを感じ、今続編が公開されて本当によかったと思えた。
今作のようなCGに頼らないリアルな作品は無くなってしまうかもしれない。
けれど今じゃない。トムクルーズの思いと次の世代に向けたメッセージは確かに伝わったと思う。
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