「派手な演技とチャーミングな笑顔」トップガン マーヴェリック ハムカツ太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
派手な演技とチャーミングな笑顔
前作を見たのは実は最近で公開の2週間くらい前に見ました。正直、最高に楽しかったですが、映画館で見たかったという思いが強く感じられる作品でもありました。
そんな中、前作を履修し、準備をした状態で今作に向かい、映画が終わった後の感情は、「キモティー」でした。
実際に、作中も暗い映画館の中何回も小さくガッツポーズしてました。それぐらい、熱くなれるし、自分のことを船の甲板で待っている整備員くらいの気持ちで感情移入させられ、気持ちを抑えることができませんでした。映画館でガッツポーズなんかしたのは、生まれて初めてです(笑)
今作で目立ったのは、あまり大事なことを言葉にしないところです。言葉はいらない、伝えたいことは、行動で伝える。そんなメッセージが感じられました。
話の内容自体は、王道なストーリーやのに、何でこんなに飲み込まれるのかと考えたら、「トムクルーズだから」という結果に至りました。トムクルーズは、派手で豪快なアクションをして、その後に「ニカッ」と笑う。それだけで映画になりますし、それを見にきているのだと感じました。もちろん、実際に、俳優たちがパイロットとしての訓練を長期間受け、信じられない撮影方法で挑んだ今作は、トムクルーズ以外の俳優もとても素晴らしい演技であり、文句のつけようがありません。しかし、2年延期して尚、劇場公開に振り切ったトムクルーズの大きいし、彼だからこそできたことだと思います。
先程も述べたように、内容も複雑ではなく、なるべく早く人と人との関係性が重視されるようなものだったからこそ、感情移入をしやすいものになっていたと思います。
まとめ
トムクルーズ至上最もトムクルーズが輝いて見えた、最高の作品でした。これをリアルタイムで映画館で見れたことを誇りに思います。そして、今後の若い世代のハリウッドでも、今作の様な最高の映画体験を届けてくれる作品を楽しみに待ちます!