「今度は戦争だ!」トップガン マーヴェリック ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
今度は戦争だ!
オープニングこそ一作目をなぞった、F14トムキャットがF18ホーネットに置き換わっただけ、みたいにしているけれど、本編はうって変わって戦争映画じゃん!
『今度は戦争だ!』
しかもツボを押さえた面白さに、トム様の「じぶんでできるもん」が入って、アガるアガる。作戦中の飛行シーンなんて鳥肌もの。
80年代ロック使いも相まって、申し分のない作品でした。
トム様に感謝…
あと、ジェニファー・コネリーが活き活きしてて、こんなに良い女優さんだったかなと思った…
2022年12月11日追記
トップガン マーヴェリックの観納めに初体験のスクリーンXへ。
飛行シーンとかで両側の壁にも画像が映し出されてスゴい没入感!最初のダークスターが空中分解するシーンから美しくて、作戦シーンなどはその迫力に「うおっ」となるくらい。
ただ、撮影済み画面をある程度アップにして左右の映像を確保しているらしく、上下がトリミングされてるっぽいのがちょっと気になる…
基本、正面に集中して左右は映ってる雰囲気を感じる程度が前提のようで、ならば正面の画面が視野を覆うくらいに前で観るのが正解かも。そうすれば車の運転席から前を見て、左右の窓の景色を感じるくらいになりそう。
しかしあらためて、ある意味完璧な映画だったね。
扱われている敵国とは!?とか深入りすればいろいろと議論も疑義もあるんだけど、映画技術としてみれば、脚本も撮影も編集も演出も演技も完璧といって良いレベルにあると思う。特に編集は観客がいつ何を観て何を聞くのが生理に合っているのか、というレベルまで突き詰められていると思う。
個人的には、間違いなく2022年No.1。
〆の3回目鑑賞。
しかし3年の公開延期が作品クオリティに貢献している部分も大きいのではないか…?
シーン切替の編集のタイミングが、ビックリするくらい生理に合っているのは、そういう風にチューニングにチューニングを重ねた結果ではないかと、そう思わせられる。
クオリティ、スゴい…