「トム、36年越しに最高の贈り物をありがとう。」トップガン マーヴェリック bionさんの映画レビュー(感想・評価)
トム、36年越しに最高の贈り物をありがとう。
シンセと鐘の音で始まるメインテーマが聞こえてくるだけでトリハダがたった。幕開けとともに空母から戦闘機が爆音を伴って発進する。36年前と同じケニー・ロギンス『Danger Zone』が流れると、早くも興奮が最高レベルに。
こんな調子で最後まで持つかなと思いながらも、空母に着艦する戦闘機がIMAXのスクリーンいっぱいに映し出されると、悶え死にしそうになる。
山岳の隘路を縫うように飛ぶシーンとかドッグファイトシーンは、迫力満点なんてもんじゃない。象に踏まれてブラックアウトしそうになる。そんなGが画面から伝わってくる。敵機の追尾ミサイルをフレアをデコイとしてかわす。このシーンなんか、思わず前のめりになる。
36年前は、予約なんてできなかったら1時間以上並んで大変だったなとか、トップガンを一緒に見た女の子とは、友達以上に発展しなかったとか、当時のことが思い出されてくる。だけど、ペニーなんて恋人いたっけ? グースが死んでしまってショックだったのは覚えているけど、他の登場人物が思い出せない。
それにしてもマイルズ・テラーは、グースにそっくりだよな。本物の親子にしか見えない。だから、マーヴェリックとの軋轢はめちゃくちゃリアルに感じる。僕の頭の中では、グースが死んだことは、フィクション上のことではなく、本物の記憶として処理されてしまっているらしい。ブラッドリーが、マーヴェリックとぶつかるたびにいたたまれなくなる。
ならず者国家が核兵器を完成させる前に、核兵器プラントを破壊するのが、今回のミッション。そんな国、イランか北朝鮮のどちらかでしょ。雪が降ってるから北朝鮮? 作戦は、すんなり成功しないよね。お約束だもんね。
お約束を通り越して、とんでもない絶対絶命だよ。どうするの、マーヴェリックさん。
トム、36年越しに最高の贈り物をありがとう。
追記
ペニーは誰なんだって件に関して、他のレビュアーの方から答えをいただきました。
前作序盤のこんなシーンです。
「管制塔を5回もかすめ飛び、同じことを司令官の娘にも💢」(上官)
「ペニー・ベンジャミンのことか?」(グース)
こんな伏線回収は、素晴らしい。
追記2
マイルズ・テラーがグースにそっくりだと感じたが、前作を見てみるとあんまり似てない。錯覚を起こす演出があった? 2回目に確認しないと。
追記3
本日、2度目のIMAX鑑賞。ファーストデイとはいえ、平日のレイトショーで満席なんてあまり記憶にない。初日に比べて20代が明らかに増えてる。なんか嬉しくなる。
興奮しっぱなしだった初回と違って、落ち着いて見ることができた。まず、気がついたのは前作と同じく逆光のシーンがエモい。空母から離発着するシーン、日差しをバックに登場するトム、夕日の中でのフットボール。トニー・スコットへのオマージュが感じられる。
NATOの条項に触れるとか言っていたから、ならず者国家は、やはりイランですね。F14は、パーレビ国王の置き土産で、現役機があるらしい。ウィングを広げるところが、大好き。
高橋ヨシキさんが、スターウォーズ説を唱えていたが、説明を聞いてすごく納得。デススターの弱点を破壊する作戦と大枠において同じ。このプロットをあの映像で見せられたら、悶絶級の興奮するのは当たり前だね。
次は何のフォーマットで見ようかな。
追記4
3回目は、通常字幕。3度目にして、空中での立体位置を把握できるようになった。山頂を背面ターンするときの見える景色もマーヴェリックと同じ感覚になった。これは、IMAXでもう一度見ないと。
今日は、ビーチフットボールのシーンで、気分がアゲアゲになった。早く夏にならないかな。
追記5
4度目は、IMAXで鑑賞。映像も音も迫力が2倍増しになっていることを再確認。戦闘機同士の相対位置が目で追えるようになると、とんでもないアクロバット飛行をしていることに驚いてしまう。メイキング映像を見てみたい。
ホルンの音が高らかに響く。勝鬨が上がる中、F14が帰艦する。ここのシーンは見れば見るほど感動と興奮が高まる。
追記6
5回目は、新宿TOHOのIMAXにて鑑賞。3週目の平日なのにほぼソールドアウト。20代を中心とした若い男女が多い。なんか嬉しくなる。
ダークスターが、離陸するときに守衛所の屋根を飛びそうになったのを発見。このシーンは、セル版を買ったら100回くらいリピートしそう。
追記7
6回目も新宿TOHOのIMAXで鑑賞。4週目でもソールドアウトなんてすごい。何度見ても、ダガー1が発進するところは興奮する。トムの切れ味鋭い敬礼がシビれる。
追記8
7フライト目もIMAX。セリフもほぼ聞き取れるようになったので、字幕を見ずに画面に集中する。脇の人たちの細かい表情にも気がつくようになり、さらに楽しめる。
こんばんは、追記拝見いたしました(^^)少しでもお役に立てて良かったです!因みにグースがピアノを弾いてマーヴェリックと歌う前に、グースの奥さんのメグ・ライアンが『ペニー・ベンジャミンと凄かったらしいじゃない?』的な事を字幕では書いてませんが発言してたので間違いないと思います。私も2回目IMAXで観てきました!自分がコックピットにいるようで本当に凄い迫力でした(^^)
36年前の一緒に見た女性、それが嫁になってます。しかも娘は日本を離れて北米に6年以上、バイリンガルになってしまっています。そんな状況で鑑賞しました。つまりT・クルーズ同様老いを感じる年代。
さて冒頭の極超音速試験機、マッハ10を超えマッハ11まで大気圏内の有人航空機としてレコード記録を作ろうとしたんではないのだろうか? マーベリックの無謀さは定番の様ですから。
これは実存するチャック・イエーガーがベルX−1で音速突破のシーンが描かれている『ライト・スタッフ』のオマージュに感じました。
また冒頭でF−35Cが現れたのには驚きましたね。が、F/A−18 Fの複座型と同様なものがF−35には無いし、高価なヘルメット(全視界が見える顔が見えなくなる)で顔を隠してしまう事もありそれは最初から考えられてなかったのでしょう。
最初のTopGun Anthem~DangerZomeが前作と同じくで涙か出てきたね。そして、トニー.スコットに捧げるにも涙が出たね。少し残念だったのが、管制塔をかすめてコーヒーをこぼすシーンが欲しかったな。
まだ観てませんが、オープニングからあれがかかるとリリコがテレビで言っちゃってましたがそれが観る前から分かってても初回を鑑賞したリアル世代の私としても館内で鳥肌立つだろうと今から楽しみです。良い席取れるか、と思い馳せるのは久々のスーパー大ヒット映画の予感からと思います♬
ホント悶え死しましたねf(^_^;皆さんチャンと予習なさるのですね。私はちょっと前に(午前10時で2018だった)観たからと横着したら、結構??判らない事がありました。解決して下さりありがとうございますm(__)mなんとIMAX2回とは豪勢なf(^_^;私はIMAXのスクリーンが小さく感じてしまうので、ドルビーの方が好きです。
いえいえとんでもないです。
本当にそうですね。ロッカーや壁などいる所ディテールまでもが完璧でしたよね(^^)
前作から観ているファンを裏切らない作品でしたね(^^)
夢にまでマーヴェリック出てきました、笑。また早いうちに観に行きたいです。
初めまして、いいねありがとうございました(^^)マーヴェリック面白かったですね。さてペニーなんですが、前作で序盤ミグを追い払った後、上官の部屋に呼ばれた時に、司令官の令嬢と言ったのがペニーのことだったんだと思います。