「私はソワレがすき」ソワレ 星月夜さんの映画レビュー(感想・評価)
私はソワレがすき
クリックして本文を読む
誕生日クーポンが切れる日だったので、何かみよう!と検索したら、なんとシネコンで本作が上映していてびっくり。
単館系だと勘違いしてた私。
たまたま、村上虹郎さんの英語でのインタビューを動画でみて興味津々の本作でした。
レトロな雰囲気で、セリフが少なめの進行、ちょいちょい挟んでくる時系列不明の画像がモヤモヤし、どうしてソワレ?と理解できず取り残されかけた前半の私。
そこから若い2人の走る逃げる〜の逃走シーンの始まり始まり。
出会う人が助けてくれるパターンか、と思いきや…現実を思い知らされるような対応。
今時の映画なのに暗くて悲しくて救われないのか?とソワソワするなか、ソワレのシーンが美しくて胸が熱くなった。
やがて、たどり着く2人の着地点で心臓を鷲掴みされた。
ああ、人はみんなスポットライトを浴びたいと思って生きる。
どんなに苦しい毎日でも、きっと誰かが探してくれる、いつか光が差すことがあるよ…そう、伝えられた気がした。
誰もが自分の人生では主役なのだから。
村上さんと芋生さんの熱演に拍手!
コメントする