王宮の夜鬼のレビュー・感想・評価
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高速ゾンビはやばいって
1600年代の朝鮮王朝を舞台に、民のことを考えない愚鈍な王に対抗しようとした王子一派と謀反を企てる官職一派に、人を喰らい咬まれた人も感染するというゾンビに太陽光が苦手という吸血鬼を混ぜた様な設定の夜鬼が絡んでくる話。
中盤ぐらいまではどんなものかの説明程度にしか夜鬼は登場せず、王朝のお家騒動と謀反の舞台裏をみせていく様な展開。
一応悪しき位置付けだけど、この王なら正しい革命という感じもある兵曹判書率いる謀反チームながら、そこに夜鬼を絡めてみせることで陰謀感が増幅しているし、小難しくなりそうな、退屈になりそうな話を盛り上げてエンターテイメントにしていて良い感じ。
終盤、お涙頂戴演出やバトルの長さにちょっとぐだりかけたけど、歴史スペクタクルとか、中韓王朝ものとかが好みじゃない自分にも楽しめたし、判りやすくて非常に面白かった。
ゾンビ・吸血鬼・夜鬼
世子(セジャ)がぬれぎぬを着せられた側近を救おうと国王に直談判をするところからこの物語が始まる。
セジャの弟の放蕩息子の王子イ・チョンが、お供をつれて韓国の港に着く。なぜか村が荒れ放題、何故? するといきなりゾンビが彼ら2人の一行を襲う。その動きは、とても早く、韓国の低い民家のカヤブキの屋根から素早くジャンプして彼らを襲ってくる。間一髪のところをセジャを慕う者たちに救われる。
話が進むにつれて放蕩息子の王子が何故、戻ってきたのか?個人的に知りたい部分があり、またシナリオが進んでいくうちに、ここに出てくる怪物のシチュエーションが............? この怪物を女性戦士が言うところでは
日に弱い? 心臓を打ち抜く? これって、ゾンビと思っていた自分がいまさら吸血鬼? でも首を打ち落とすッて???
そんなこんなで、変なところに気が回ってしまい、映画に集中できないでいると王様もゾンビにもとい、吸血鬼に、もとい、夜鬼に変身。
王子・イ・チョンは、始め放蕩ぶりを発揮していて、ゾンビもとい夜鬼と戦う女性戦士にナンパなんかをかましていたが、後半は、この人、別人~ッとなる。
国王に任しておけないと新しい国を作ると建て前だけの国防長官、キム・ジャジュン。いつもどうりの悪役と思っているとラストのイ・チョンとの王宮での戦いは圧倒するものとなっている。
その中でもゾンビ、もとい夜鬼の首二つをいっぺんに切り落とし、次から次へと倒していくシーンの連続は、ギミックを使ったゴア表現をこれでもかと観ているものを圧倒しているし、ゾンビ、もとい夜鬼から逃げるハラハラ・ドキドキ感は半端なものではないといえる。
とにかく、ゾンビ、もとい夜鬼を演じている人たちの演技が迫力というか真摯に受け止めることのできるものとなっている。自己犠牲をテーマにしているのではないかと思うぐらい、何を言ってもいいぐらいすごい映画です。すいません。ゾンビ映画に.......もとい?
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