ラバーボーイのレビュー・感想・評価
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スピード感があって面白い
しょーもないB級ホラーのつもりで見たら普通に面白かった。
ポルノサイトで働く主人公を気に入るも、勘違いから侮辱されたと思い込んだ男、電気系統に強いことを武器に、そのポルノサイトの舞台(豪邸)に侵入…。
まぁ男には男なりのトラウマがあったわけだけど。
13日の金曜日とレザーフェイスが合体したような映画。
とにかく出てくる女性陣のスタイルの良さに、女ながら惚れ惚れしました。どうやったらあんな身体になれるのやら。
天から地へ
美しさに苛烈な劣等を抱き片っ端から痛めつけていくスラッシャー度合い、密室を駆けずり回るだけなら★4で落ち着いていただろう。
たった一人の存在で★5に上り詰めた。
全身に自信を持ち、世界を前に踊っていた彼女だ。自慢の顔を刻まれ、指を失い「殺して」と懇願する気持ちが痛いほどわかる。
わたしは事故で顔に傷を負っている。2年ほどで覚悟していたほどの傷跡ではなくなったが、受傷したばかりの絶望は一瞬で蘇る。
何も望めず自ら死んでしまったことが悲しい。生きていればわたしのようになれたかもしれないのに。あれはもう一人のわたしだ。
ローバー美々リスペクト!?
複数の女性が住み、そこら中に設置されたカメラで日常やストリップ等を配信するポルノサイトの舞台の家が視聴者に襲われる話。
それっぽいテロップやプロローグが始まり、登場人物とエロサイト紹介の現代パートへと繋がっていく流れで、主人公だけ出し惜しみ有りだけど如何にもな前半戦。
NOT NICEでいよいよGIRL HOUSEがSLAUGHTER HOUSEに。
最初の一人が結構キツかっただけに後は案外あっさりに感じるところもあるけれど、なかなかな暴れっぷりで良い感じ。
個人的にはもっとエグいのが欲しかったけどw
紙一重でこらえて笑い側には行かないけれどワクワクドキドキ、判り易いサスペンススリラーで面白かった。
ありがちな日本と中国の混同とかはご愛嬌、安っぽいラストのセリフもお約束ということで。
何か間違っている?
まず言っておきたいことは、映画の配給会社、名誉棄損となるかもしれないが、胡散臭い。AMGエンタテインメントという配給会社がエロアニメから始まったのは構わないにしろ、この映画のポスターに出ている方たちは、一切映画に出てきませんから! どこから引っ張り出してきたのかわからないけれども4年前の映画を安くたたいて御買い上げになり公開するのは、最近見たジェイク・ギレンホール主演の映画「Accidental Love(2015)」と同じやり方。
前置きはこれぐらいで、この映画、スラッシャー映画として成立していて、前出のギレンホールの笑えないコメディなんかと比べると格段に面白く、後半の通称:Lover boyに変身してからは、息をもつかせないシナリオでハイテクで守られた女性たちが暮らす豪邸をこれまた"Lover boy”が、ハイテクで打ち破っていき、駆け回るようにスピーディにそこに住むポルノサイトの女性さんたちを次から次へといろいろな手口で殺していき、またギミックを使ったゴア表現もクオリティが高いと個人的には思っている。ただし、これは仕方のないことかもしれないが、全裸担当の女優さんと半裸担当の女優さんで分かれているので、見ていて違和感は否めないし、主演の女優さんの潔さのかけらもないところが不満に残るものとなっている。
The fact is, I'm one of the fastest-rising entrepreneurs in America.
I'm no pimp.
I'm the Hugh Hefner for the 21st century.
ま~ぁ19世紀に仮にヒュー・ヘフナーがいたとしても彼にはなれないと思うが、この映画前半の部分と後半の部分が、かなり異なり、前半の部分だけを見ていると間違いなく、男性の頭の中で作られた20世紀張りのくだらない映画になっていたが......?
Lover boy-
What a stud !!
なんて挑発をする張り紙をドアに張り付けたものだから、サイトを見ていて、からかわれたと思った彼が、感情失禁をしてしまい、主人公のカイリーから豪邸に住む女性たちに怒りを爆発させるシナリオとなっている。
In Basement
Come & Get me
Lover boy!
いろいろと矛盾を指摘する方がいて、例えば、カメラのナイトビジョンをファインダーからは覗けないところや女優さんが靴下を履いていたり履いてなかったりしているところを指していたり、個人的にはカイリーがビリヤードキューをいとも簡単に折ってしまうところは、どうしても首をひねってしまう。
"虐め+からかい”というものがテーマのように感じる本作。映画情報サイト、BLAKECRANE.COMによると「オリジナルのモダンスラッシャーにレトロなテイストを加味することを映画に熱望しているファンは、ガールハウスで自分の好きなものを見る可能性がある。」また映画、テレビなどのエンターテインメント業界の情報を扱う週刊誌、ならびに隔月の特集誌、Hollywood Reporterの一部抜粋「トレバー・マシューズ監督は、そのたぐいまれなる才能から暴力の暴力を演出し、仮に観客が十二分に満足をしてないにしろ、映画のターゲット層は、適度に満足させることとなっている。」
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