T-34 レジェンド・オブ・ウォーのレビュー・感想・評価
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軽快な戦車アクション
非常におもしろかった。
戦車は本物を使ったようで、しかも俳優さん達が乗り込んでいたらしく、存在感とリアリティがすごい。戦場で歩兵の立場だったとして、あの戦車に出くわしたら絶望するだろうな…。
弾同士が掠めたりいちいちスローになるのは若干くどいなぁと思ったものの、戦車のアクションが軽快で、ドリフトや切り返しの素早さが素晴らしい。あんなに動くものなんだなぁ。
白鳥の湖にはさすがに驚いた。
あとは戦車内部もパッと見で分かるようにソビエト側は暖色でドイツは青色の照明で、瞬時にどちらの陣営かが分かるのはありがたい。カメラワークも独特?ちょっと手ブレしていたり、砲塔などに固定されていたり、あまり見ない画で刺激的。
戦車内でタバコポイ捨てして大丈夫なのか…?
俳優陣の演技も迫真で、特に通訳の女性ヤルツェヴァの伏目がちで緊張感ある演技がすごくよかったなぁと思う。
個人的にイェーガー大佐は髭があった方がワイルドで素敵だった。
劇場で観たかったなあ
何故観逃した、俺。
いや、判ってる。ロシア映画というだけで敬遠していたのだ。
自分が観てきたロシア映画は面白いシーンは有るのにココ必要か?と思えるシーンも有り、どうにもテンポが悪いというかチグハグな編集がされている作品が多く、今ひとつ乗り切れないというか乗ってきたと思ったら急に失速するというか、そんな作品ばかりな印象がロシア映画には有った。
だがこの作品はどうだ。冒頭から見せ場が有り、そこからここクライマックスじゃないよね?と思うような見せ場に続き、更にサスペンスとスリル、ロマンスまで有ってクライマックスのDual Scene迄、正に一気呵成の見せ場の連続だ。正直ハイテンポ過ぎないかとさえ思えた。
これは明らかにハリウッド映画の影響だと思うが、間違い無く良い影響だ。この映画が今後のロシア映画の指標になって欲しいと思う。もうなってるかも知れないが。
主人公もカッコイイし取り巻く仲間もそれぞれキャラが立っていてイイ。
敵役のドイツ人将校さえ憎み切れない良いキャラクターだった。
何より自分がこの作品を気に入ったのは、ロシア人がロシア語を話し、ドイツ人がちゃんとドイツ語を話しているところだ。
は?と思うだろうが、かつて「スターリングラード」という映画ではロシア人もドイツ人も何故か英語で話していて、ストーリーは良いのに全く乗れなかったという苦い映画体験が有った。傲慢だよなあ。(解ってる。米国人は字幕の映画なんて観ない)
やはり、言語って蔑ろにしちゃイカンよね。そもそもこの映画では言語の違いがストーリー上の重要な要素になってるし。
なのでハリウッド映画によく有る白けるシーンも無く、最後迄ノリノリで楽しめた。失速しないかハラハラもしたが(笑)。
あまりのテンポに観ながらこれ編集でバシバシカットされてるんだろうなと思ったが、なんとバージョン違いが2つも有りその内1つは3時間超えるらしい。
流石にそれはどうなのと思うが、観ない訳にはいかんな。
ほぼ文句なしに楽しめたこの映画最大の不満は、タイトルがカタカナ英語な事だ。このダサい邦題のせいで観る気にならなかった。責任者でてこい。
戦争反対だが戦車が嫌いな男の子なんざいないだろう。
オススメ。
ロシア発!最高に熱い戦車映画!!
話題になっていたT-34をようやく視聴。
まず、戦争エンタメ映画として本当に面白かった!
ロシア版"FURY"なんて言うのは簡単だ。だが、本作はFURYにはない魅力で溢れている。
まず1つ目は、徹頭徹尾戦車映画を貫いている点だろう。最後の最後までアツい戦車戦が展開される。この点では絶対に期待を裏切らないはずだ!
2つ目はエンタメに振り切っている点。
スローモーションでの砲撃、被弾描写といった斬新なビジュアルが熱い! しかも的確なスローモーションにより、一瞬の撃ち合いで何が起きているのか、勝敗に至る根拠をきっちり見せてくれるのが良い!
3つ目はライバルとの熱いドラマ! イェーガー大佐と主人公との因縁の対決は必見!1対1の真剣勝負に命をかける2人の生き様は、"スターリングラード"におけるヴァシリとケーニッヒ少佐に通づるものがある。いや、本作のイェーガー大佐の偏愛っぷりの方が上と言っていい。それこそが本作の推進力になっている。
ロシアにこんなに熱く興奮できる映画があった事。そこにまず感動してしまった。
この作品を機に、ロシア映画にも手を出していきたいと思う。
オススメ。
モビルスーツ
戦車ならではのチーム感、リーダーシップに上がる。被弾するとグワァァンとする閉鎖空間演出、下がって撃つ、潜んで撃つ、回り込んで撃つ、旋回して撃つと、殺陣を見ているようでもある。白鳥の湖と言い、人間的な動作を意識しているのかもしれない。VFX演出はしつこめ。音は良かった。
ドイツの大佐であるが、戦場の兵士キャラであれば良いが、士官としては大失態で即左遷すべきところ。出来ない奴と闘ってリスペクトというのは首を傾げる。二役に分けた方が良かった。ロマンスはこの状況においてはかなり無理がある上に、ヒロイズムの飾りに過ぎない価値観はあまりに古過ぎて邪魔でしかない。
ロシアの戦車映画は熱い!
以前観た「タンク ソルジャー 重戦車kv-1」では重戦車がその頑丈さを武器に、そして本作では中戦車のT-34がドイツのティーガー戦車を相手に機動性を駆使して圧倒的不利な状況を覆す。
T-34の実車とVFXの両面を駆使して、本物ならではの迫力と戦車戦ならではの駆け引きの面白さを表現した手腕は見事。
また、敵の砲弾がかすった時、車内に強烈な金属音が響くなど、目新しい描写も良かった。
漢なら萌えろ!
ロシアから進撃してきた戦車映画。
公開時から激アツ興奮は聞いていたが、確かにこれは燃えたぜ!
第二次大戦下。
ロシア軍士官のニコライは前線の村で、ナチスの指揮官イェーガー率いる戦車中隊を迎え撃つ…!
砲弾や砲撃、直撃や爆発の瞬間をCGを駆使したスローモーション表現がユニークで斬新。
まるでこちらも戦車に乗って一緒に闘ってるような臨場感。
単なる撃ち合いではなく、相手の先を読む知力戦。
あちらが中隊に対し、こちらはまさかの戦車一両で。
圧倒的劣勢を覆し、敵戦力を壊滅させる。
のっけからド迫力の戦車バトル!
…しかし、全編これだけだったらここまで燃えなかった。
さらに面白くなったのは、ここから!
敵戦車中隊は壊滅し、イェーガー自身も顔に傷を負う。
ニコライも自身の事より部下を失った深手の傷を負い、捕虜となる。
収容所で、ここで会ったが百年目。イェーガーと再会。
イェーガーは個人的な恨みを晴らそうとする。ただ処刑するのは容易い。そこでイェーガーは、ナチスの戦車兵育成の為、軍事演習の標的にする…。
当初は拒むニコライだったが、承諾。
同じく捕虜になったかつての同志3人を選出。
そしてある計画を立てる。それは、演習の最中に戦車で脱出するというものだった…!
はっきり言って無茶無謀。
周りはナチスの手の内。
あちらは実弾使うのに対し、こちらは実弾ナシ。
イェーガーも眼を光らせている。
…が、大好きなアニメ『銀河英雄伝説』で言っていたが、有能な指揮官の頭脳一つは数だけは多い愚隊にだって勝る。
それに、こちらにはこれがある!
ロシア軍戦車、T-34!
現存する本物を使用。
だからこそのこの偉容!
ひと度走行すれば画面から地響きが伝わってくるような重厚感。
ダイナミックでありつつ、“白鳥の湖”だって踊れる!
勿論、砲撃シーンは一番魅力の迫力!
以前『フューリー』のレビューでも言ったが、怪獣映画ではヤラレ役の戦車だが、改めてこうも見せ付けられるとしびれるほどカッコいい!
このT-34だけじゃなく、ナチスのパンターも然り。
これらはミリタリー・ファンには堪らないだろう。
ニコライは仲間と共にT-34を修復。戦車の中の死体と共にあったたった6発の砲弾を隠し、脱出計画を練る。
イェーガーも演習場に地雷を仕込むなど、両者虎視眈々と…。
…そして、遂にその時!
実弾ナシのT-34から放たれた砲弾に狼狽えるナチス。
ニコライたちはナチスを翻弄。
第2回戦もハラハラドキドキの興奮!
堂々正門を突破し、収容所からの脱出に成功する!
ここでちょっとブレイク。
ニコライの有能な指揮官ぶりには同性でも惚れ惚れ。
仲間3人も個性的で、掛け合いは作品にユーモアを与えてくれる。
収容所で出会った捕虜で通訳のアーニャ。恋愛要素は少々+@な気もするが、ロシア美女で男臭い中で華を添える。それに、脱出して待ち合わせの場所で戦車で彼女を迎えに来るシーンは何だか微笑ましい。
ニコライたちの逃亡劇。途中の湖で水浴びをし、自由を謳歌。
が、イェーガーがただ黙って引き下がる訳が無い。彼も自分の命を懸けて追跡。痕跡と向かうであろう場所を特定する。
小さな村で待ち受けていたイェーガーの砲撃から始まる。
ニコライは有能指揮官だが、イェーガーも有能指揮官。頭がキレる者同士の因縁の一騎討ち! 一歩も引けを取らない!
共に相手の先を読み、戦術や作戦を立て、超接近戦も。
相手を一両ずつ叩けば、こちらにも犠牲が…。
この最終決戦がこれまたハラハラドキドキ大興奮!
果たして、勝者は…!?
エンターテイメント作品なので、結末は分かり切っている。が、ニコライとイェーガーの最後が良かった。
橋から落ちそうなパンターから手を伸ばすイェーガー。
ニコライはその手を取る。
卑劣な悪役だったら道連れにするが、イェーガーは最後にニコライと握手をし、パンターと共に落下…。
恨みや憎しみを持つ相手だったが、心の中何処かでは、同じ戦車乗りとして戦士として、認め合っていた。
漢たちの健闘にーーー。
かくしてニコライたちは生き残り、アーニャとも再会を果たし、ハッピーエンド。
少々ご都合主義もあるが、それすら痛快なくらいの面白さ!
もう一度言う。
漢なら萌えろ!
完全版と比較
映画館で完全版を観ていたのですが、購入したblu-ray が完全版+通常版のセットだったので、せっかく入ってるしって事で通常版も観てみました。これは完全版の圧勝ですね。
もちろん戦車戦はどちらもしっかりあるのですが、通常版だけ観るとどうしてもキャラクターの肉付けが薄く感じちゃって。特にアーニャとイェーガー。完全版には給油するシーンもあったりするんで、通常版だけみて?となった方も完全版を観ると納得できるのかなっと。時間は長くなってても満足度は完全版が高いっす!
ラストシーンも長くなってるので通常版で面白かった方には是非是非完全版を観る事をオススメします。っと言っても完全版ってレンタルってあるのかな?もし購入でしか観れないならメッチャハードル上がりますが、本作なら一家に1枚あっても良いのではないでしょうか!っと思ってしまうぐらいお気に入りの作品です。
進撃セヨ 唸レ火砲 宿敵ヲ撃テ
Blu-rayで鑑賞。
ロシア映画初めて観たよ\(^-^)/
昨年、突如として旋風を巻き起こしたロシア発の戦争アクション大作!―公開後ミリオタの皆様のみならず、映画ファンの心もたちまちがっちりと鷲掴み!―あまりの好評ぶりに、未公開シーンを追加した「ダイナミック完全版」をIMAX限定で公開、応援上映の実施…と怒濤の勢いで進撃!
今年に入ってからも、京都みなみ会館にて、狂気の沙汰としか思えない、「インターナショナル版」+「ダイナミック完全版」×2回と云う、「T-34」オンリーのレイトショーが開催されるなど、話題に事欠かないことこの上無し!
悔しいかな波に乗れなかった私も、ソフト発売を機に、「待ってました」とばかり2種類の本編がセットになった「コンプリート版」を購入。ようやくの鑑賞に漕ぎ着けました!
ミリタリー系の知識は全然無いけれど、戦争映画がめちゃくちゃ好きだし、そもそも怪獣映画をよく観ていたせいで戦車とか兵器関係には心をくすぐられるし、ドイツ語のパンツァーという響きも耳に心地良いんです。てか、男の子なんで(笑)。
迫力の戦車戦に釘付け!―とにかく観せ方が上手い…。実車を俳優に運転させて撮影しているから、戦車の揺れや運用時の緊張感がリアルに伝わって来ました。VFXを多用した砲弾の行方を追い掛けるスローモーションは、思わず固唾を呑んで見守り、「当たれ~!!!」とか「当たるな~!!!」と祈ってしまうほどの緊迫感とスリルを味わうことが出来ました。
戦車同士のバトルが織り成す迫力だけじゃなく、意表を突く戦術プランや敵との頭脳戦、戦場における紙一重な状況への即応など、理論とヤマ勘が織り成す楽しみとハラハラ・ドキドキもあって、右脳と左脳がパラダイス状態でした(笑)。
砲弾がボディを掠めると、神経がイィッーってなるような耳をつんざく反響音が車内に響いて、乗組員がダメージを受けるという描写がありました。今までの戦争映画にはそんなシーン無かったので、なるほどなぁ、と思いました。
主人公と宿敵との因縁ドラマも、心をたぎらせてくれるのに充分なものでした! イヴシュキンとイェーガー―両者の魂の激突に手に汗握りました。実力はほぼ互角。相手の裏をかき、そのまた裏をかく…。命懸けの戦場において、互いを認め合うライバル関係となった瞬間にグッと来ました。
映画館で観たかったなぁ~。
コロナが終息したら、リバイバル希望です!!!
[余談]
いくら死体があったとは云え、敵から接収した戦車の中を点検せず、砲弾をそのままにしとくとは、ドイツ軍も詰めが甘いなぁ~と思いました。実際そんな感じだったのかな?(笑)。
デボーチカ、ハラショー!
映画のリアリズムっていうのはこうやるんだ!
昨今のロシア映画はリアリズムの表現が半端ではない。
顔のよごれ、痛そうな傷、匂いそうな衣裳、
吐きそうな身体、そんな五感をまずは震わせトラーナ。
それを抑えてからのストーリーじゃね?
それがハラショー(基本)でしょ?
脱臭され、漂白され、デオドラントされた、
映画でお客さんが喜ぶかノフ?
バルジ大作戦で、ロバート・ショー率いる独軍が唄っていたパンツァー・リートが懐かしかった。
エンタテインメント映画の基本形を、
大地に根を張り、生命を育み、
宇宙に昇り立ち、土壌に降臨する、
ロシア映画の人間の描写の基本形を、
魅せられたッキー。
弾丸の魅せ方もいいが、
まずは基本のキ。
デボーチカ
ハラショー
戦車か馬か
それを戦車でやるか! の連続。
地平の果てまで広がる森を爆走する戦車は絶対日本で撮れやしないし、おかげで途中から戦車の扱いがもう馬か乗用車に見えてくる始末。
ああ、ザッツロシア。ロケーションといい、この独特な豪快さがたまらない。
あとは唸れ砲弾! 回せ砲身! 泥と血にまみれて勝利と自由を掴み取れ!
古典的なストーリーだろうとねじ伏せる圧の凄さよ。
紅一点の女性が、足手まといの守ってくださいヒロインでないところも、よかった。
ロシアエンタメ、くせになりそう。
ハードボイルドだね!
見落としてまして
梅田シネリーブルで再映してまして
見に行きました。
なかなか
渋い作品でした。
戦場では、生きるか死ぬかだ!
ナチスvsロシアのタンク戦
紅一点の女性が美しく
花をそえましたね。
映像美を極めたアクション。ド迫力の戦車バトル!!
【賛否両論チェック】
賛:映像美が高い演出を通して、戦車同士のド迫力な戦いを描いているのに、観ていて思わずハラハラさせられること必至。男達の熱い生き様にも惹かれるものがある。
否:遺体等の結構グロテスクなシーンがあるので、苦手な人には向かないかも。ドイツ語の後にロシア語の同時通訳が入るのも気になるところか。
死が待ち受ける演習に参加することになった戦車兵の捕虜達が、隙を突いて戦車による脱出劇を繰り広げる本作。その1番の魅力は、やはり何といってもそのド迫力の映像美でしょうか。戦車同士の戦いというと、どうしても観ていて画の迫力に欠けてしまいそうな中で、放たれた弾丸がスローモーションになって一直線に飛んでいく演出なんかが、アクションシーンに得も言われぬ映像の美しさを吹き込んでいるようです。
そんな迫力の戦いを通して、自由を求めて最後まで戦い続ける男達の意地や、敵同士ながら敬意を表する姿等、戦争映画にはありがちですが、やはり胸が熱くなるものがあります。
結構グロいシーンがあったり、ドイツ語の後にロシア語の同時通訳が入ったり、そもそも荒唐無稽なストーリーだったりと、ツッコみどころはかなりありますが、アクション好きな方には是非オススメです。
ストレートな(ベタな)戦車映画
戦友たちとともにひたむきに敵と戦う。
腹が減ればキャベツやニンジンが生であっても気にせずかじりつく粗野で飾らないソ連兵。そしてヒロインはかわいい。
砲弾を発射する戦車、その砲弾をはじく戦車の車体、あるいは砲弾に貫かれる車体。戦車の狭い車内に充満する汗と血。
それらを素直に描くベタな物語。あるいは素朴。
けなしているのではなく、多くの観客に受け入れてもらうためには、物語はベタでなくてはならないと思う。
これだ!こういうのが見たかったんです!
戦争がどうあっても避けるべき行為であることは言うまでもない。なにせ人が死ぬしね。とは言え、戦争映画を見る度に反戦と人道の大合唱を聞かされるのも気づまりなんだよなぁ。
ーと、思ってた所に誘われたのが本作。
圧倒的不利な状況!
見せろ!プロフェッショナルの矜持!
極限の状況下で育まれる信頼!
そして最後は大団円!
そう、こういう痛快な戦争映画が見たかったんだよ!
と、大満足でした。
敵味方の男たちの間に「怒り」はあっても「恨み」がないのがいいんだよなぁ…うんうん。
それにしても敵役の「いかにも」感が愛おしかったわ(笑)
ロシア製と侮れない上質なエンターテイメント
これは上映の機会が極めて少ないロシア製エンターテイメント。第2次世界大戦時のロシア戦線を舞台に、ナチスドイツとロシアの戦車戦を描いた。
ロシアを正とした勧善懲悪は1ミリのブレもなく、母国でのメガヒットも府に落ちた。
昨今は大戦中、そして大戦後の悪行が次々とあらわになるロシアではあるが、それは国家の悪事。今作のようなミクロな戦いにおいて生き延びようとする兵士たちを否定するものではないだろう。
戦車対戦車の一騎討ち、砲弾のスローモーション、ストップモーションにゾクゾクする「21世紀の戦争映画」の傑作だ。
ちょー面白い!
アニメのガールズ&パンツァーならぬ
実写版ボーイズ&パンツァーですね(オッサンだけど)
派手なアクション
地鳴るサウンド
ハリウッドや昔のドラマコンバットなど彷彿す鉄板な戦時物ストーリー
マトリックスなんかで流行ったストップスロー撮影も最後まで徹す潔さ感服、
透き通る広大な風背景
ヒロインのアーニャが凛とす表情素晴ら可愛いかった( ^ω^)
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