「ロシア製と侮れない上質なエンターテイメント」T-34 レジェンド・オブ・ウォー エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
ロシア製と侮れない上質なエンターテイメント
これは上映の機会が極めて少ないロシア製エンターテイメント。第2次世界大戦時のロシア戦線を舞台に、ナチスドイツとロシアの戦車戦を描いた。
ロシアを正とした勧善懲悪は1ミリのブレもなく、母国でのメガヒットも府に落ちた。
昨今は大戦中、そして大戦後の悪行が次々とあらわになるロシアではあるが、それは国家の悪事。今作のようなミクロな戦いにおいて生き延びようとする兵士たちを否定するものではないだろう。
戦車対戦車の一騎討ち、砲弾のスローモーション、ストップモーションにゾクゾクする「21世紀の戦争映画」の傑作だ。
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