「戦車で一騎討ち」T-34 レジェンド・オブ・ウォー everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
戦車で一騎討ち
1941年の死闘から3年後、強制収容所で腕利きのソ連軍戦車長に再会したナチス大佐は、彼に捕獲した最新鋭のソ連軍戦車を与えて、独ソ実戦練習を試みるが…。
ソ連とナチスの戦車対決!
動きは遅いが破壊力はすごい!
戦車目線の作戦や戦闘に重点が置かれ、また俳優自ら本物の戦車を操縦!しており、さすが臨場感が違いました。
戦況を狭い戦車内で味わえる数少ない作品のひとつではないでしょうか。砲弾を受けた時の衝撃は、除夜の鐘の内側に入ってるような感じ(^^;)?みたいだと初めて知りました。
タバコをくわえた操縦手のドアップや、潜望鏡?からの外光で照らされる眼元がリアリティを増していました。
そしてまさかの戦車版白鳥の湖(^^)。
あんな曲芸もできるなんて。
限りある砲弾と敵戦車の配置から、どう切り抜けるか作戦を練るのはちょっとゲームのようでした。
米作品ばかり観ていると、悪役ご苦労様というくらい、どちらも敵国として描かれがちなので、むしろ公平に観れるという不思議な感覚でした。ナチスの大佐は、アホで根っからの戦車バカのようだし、精一杯?正々堂々と挑戦した感じが憎めない(^^)。
ロシア映画は独自路線を突っ走るユニークさがありますね。
ベンツが憎いのはよ〜く分かった(^^)。
戦車はリアルに仕上げている反面、多用されるスローモーションとやたら自由なヒロインの存在はファンタジー感を出している気がしました。
1944年11月27日が対戦日のひとつで、観賞日のちょうど75年前かぁとしみじみ。
もう近くで上映していなくて泊まりがけになってしまい、我ながら何やってるのかなぁという気持ちでしたが、とりあえず迫力ある作品を大スクリーンで観れて良かったです。
everglazeさんへ
お久しぶりです!No Doubt、No Hesitation、No Any Road Block です!
26分も追加があるらしいと聞き。ヒロインの出番が増えてたら萌えですし、戦闘シーンが増えてても萌えですし! ついでに爆音にしてくれんかなとw