劇場公開日 2022年5月28日

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犬王のレビュー・感想・評価

全281件中、141~160件目を表示

3.5魂の叫び、無念を抱えし者共にとくと聴かせよ!!

2022年6月10日
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鑑賞方法:映画館

Twitterの評判で観ることにした作品。小説原作なんだけど、映画のために生まれた物語と思えてしまうほどの完成度。
実在したことは歴史上確かだが、具体の記録が残っていない犬王をモチーフにここまで独自性があって芯のある物語に昇華させる力がすごい。

犬王は呪いが原因で人としての形を成さずに生まれたけど、
それがある行いで解けることがわかる。ここらへんは「どろろ」っぽい。

当然、時代設定上、平家の亡霊が関わってるんだけど、
平家の亡霊を恨みにのまれ、復習だけを望むおぞましい存在ではなく、
ただ此処に存在してことを、彼らにも物語があったことを
知ってほしい存在として捉えていたのが良かったな。

犬王と共に名をはせる琵琶法師が「トモナ」「トモイチ」「トモアリ」と
名を変えていくんだけど、ここにもちゃんと伏線があったの。ここも好き。
名に基づく信仰の精神が反映されている日本らしさが垣間見えた。

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スクラ

5.0ラストも納得!

2022年6月10日
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鑑賞方法:映画館
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にゃ王

2.5好きな人は好きなのかな。 時代と音楽がかけ離れていて、ストーリーが...

2022年6月10日
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鑑賞方法:映画館

好きな人は好きなのかな。
時代と音楽がかけ離れていて、ストーリーが入って来なかったです。

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やまぼうし

3.5やばい権力者はいつの時代も大衆芸能を封じる

2022年6月9日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

怖い

異形として産まれた能楽師の息子、犬王と
漁師の息子ながら、平家の因縁により
盲目となってしまった友魚(トモナ)とが出会ったことにより
型破りな舞と音曲が生まれ、大衆の心を掴むも
時の権力者の弾圧により2人の絆は絶たれてしまう〜

琵琶などの和楽器と現代の楽器を融合した斬新な音楽と
流石、湯浅監督と唸ってしまう躍動感あふれる動きに
圧倒されるミュージカル時代劇アニメ作品でした。

音楽を楽しむ映画はやはり映画館の音響で観たい!
そして、河原の民衆と同じ気持ちになれるように
映画館でたくさんの人達と一緒に観たい作品です。
コロナがもっと終息したら、一緒に歌って良し上映を
是非企画して欲しいですね。

で、大衆にあまりにも支持された過ぎた犬王は
やがて権力者からその舞と唄を封じられてしまう。

民衆に不誠実な権力者ほど、表現の自由を弾圧しようとする。
表現の自由の無い国がどうなっているのか?
それがもし現代の日本なら?そう思いながら観て欲しい作品です。

で、月に8回ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては

時代劇のおもしろいところは、実際のことは誰もわからないのだから
想像力次第で何でもあり!のところ。
とは言えあまりにも絵空事ではアニメだから何でもあり〜〜
で片付けされてしまうので、昔から使われる舞台装置を再現し
あったかもしれない世界を作り上げているところは
流石に湯浅監督でしたね。

ただちょっと気になったのは、
異形として産まれた犬王が、新しい舞を完成させる度に
「どろろ」の様に人の体を取り戻すのですが
異形だからこそ出来た舞は2度と出来なくなってしまう。
それはそれで、異形を否定している様で少し残念な気がしました。

大事な友の命を守るため自分の信念を封印する犬王。
最後に何か権力者に一矢報いる描写があればカタルシスがもっとあったかも〜

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星のナターシャnova

3.0大人たちの本気、見るなら前知識アリのほうが楽しめる

2022年6月9日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

寝られる

勉強不足、前知識もあまり入れず。故に映画に「打ち負かされた」感覚。もっと深く知っていれば、それが伝承を主題としたエンタテインメントだと気づけたのだろう。

とにかく強烈。湯浅政明監督に野木亜紀子氏の脚本、大友良英氏の音楽といったその道の強者が集っている時点で既に強い。更に、表現を学びに海外へとんだ経験のある森山未來さんと「女王蜂」として独特な世界観を確立させているアヴちゃんの共演。見事なまでに、才能が集っている。だからこそ、骨太で妥協なき世界を描けたのだと思う。

だが、一度でも蚊帳の外になってしまうと、引き込まれにくいのが難点。プラットフォームを問わない描写力、圧巻のミュージカル、そして、語り継がれなかった音楽の数々。狂騒するミュージカルであって、全てを咀嚼しきるのは難しい。まして、展開も大胆で早い。序盤は結構眠くて厳しかった。

しかし、中盤の見せ場はやはり強く掴まれる。理解した頃には遅かったのだと悟りつつ、当時の市民の高揚に煽られるかのように、私も心がうずき出す。なるほど、こういうことか…。原作では魅せることのできなかった世界を彼らは体現し、現代の技術で想いを馳せる。なんたる遊び心。

足利義満の声は柄本佑さん。エンドロールまで気づかなかった。音楽もほとんどをアヴちゃんが作詞、古典的な世界に二者をまとった歌声が響く。個々のパフォーマンスが凄いからこそ、浴びるコチラ側の準備がいかに必要か思い知られたのだ。

しかしながら、合わなかったのも事実。ミュージカルとしての慣れない感じは否めなかった。だが、一度観れば分かったことも多いので、きっと次は楽しめるはず。そう思わせてしまうのは作品においてマイナスに感じたので、このスコアとなった。

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たいよーさん。

2.0ストーリーと人物描写が薄すぎる。

2022年6月9日
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鑑賞方法:映画館

期待してたんだよなー。本作。予告編が良くて。
海外のアニメーション作品が好きなのですが、いわゆる日本の「アニメ」とは雰囲気が異なる「アート作品」の印象が強いんですよね。だから勝手に自分の中で「アニメではなくアニメーション」と線引きをしています。本作は冒頭シーンから引き込まれて、アニメじゃなくて「これぞ和のアニメーション!」って盛り上がってたのに、犬王の演舞シーンあたりから失速開始でした。

おい、和はどこいった?そんな単調な描写??そんな動きを見るならオマージュ元の本家のライブ映像観ますよ。なんたる稚拙な。過去のアーティストのLIVE映像の動きをを切り貼りしてアニメーションにしただけじゃないかーー!でもって、カメラ位置はステージ前方の定点。え?NHKの歌舞伎放送ですか?そんなノリが何曲も・・・でもって歌詞がよくわからんし、メロディーにギター使わないでほしい。今の曲じゃん!雰囲気ないじゃん!。歌詞が昔言葉なだけでさ。単調なカメラワークで何曲も見せられると、マジで飽きてきます。

なんとなーーーくわかりますよ。古の時代のノリに現代を投影して、異形の煌めきを描こうとするのは・・・。でもそれじゃぁさ、現代のエンターテイメントやアーティストが過去にタイムスリップするのと何が違うんだろ?てか、そーいうことじゃん。

百歩譲って、観客に受け入れられた音と演舞が現代っぽいってのは良しとしよう。でもねそれが生まれたのは「なぜ?」そこに至るまでのカタルシスが少なくないかい?そいつらだから出来ました!みたいな感じがストーリーを薄っぺらにしていると思います。だからラストに至る二人の動機が全然伝わらないし、ラストシーンになんら感動が生まれないのです。曲が多いからミュージカルってわけではないと思いますよ。しっかりストーリー作ってほしい。

あとさ、やっぱりさ、ちゃんと本職の声優さん起用しましょ。感情が伝わってこないです。下手すぎて。叫びシーンなんて聞いちゃいられない、がっかり。でも、アヴちゃんはよかったな、ハマってた。

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バリカタ

4.0なかなか奇抜

2022年6月9日
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アートパフォーマンスとして観ると、とても素晴らしい。実写でなくアニメーションでしかできない表現の領域を堪能できました。革新的で、挑戦的。

滅亡した平家の話が絡むので、やや重苦しい話ですが、従来の平家物語だとこんなに若者は観ないだろうから、ややダークファンタジーではあるものの、良いアプローチだと思いました。

ただ、森山未來くんの路上ライブ的なものは、長すぎて少しウンザリしてしまった。まぁ、あれも意図的なバランスの悪さを演出してるのかもしれないけど。

アヴちゃんは流石な感じでしたね。

大人の欲望の被害者はいつも純粋無垢なものたち。

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大粒 まろん

4.0ライブいきたい

2022年6月8日
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コロナ禍となりライブ禁止令が出ている職種である自分に、またライブ行きたいと思わせてくれた。
アヴちゃんって凄いね…ホント。
森山くんの歌も良い。

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mikkan

2.0私はノれなかった

2022年6月8日
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カワハギ

2.5怨霊

2022年6月8日
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Kj

4.0客観的に観るのにもう少し時間ください

2022年6月8日
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友有座の最後は「ロックンロール」と「平家物語」で盛者必衰、栄枯盛衰のダブルフラグでしたな…。適任すぎる歌声とカメラワークで爆上りました!

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ようじょ

2.0辻褄が合っているように感じなかった…。

2022年6月8日
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寝られる

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由良

1.5犬王レビュー

2022年6月8日
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楽しい

興奮

難しい

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higashiyamatonoko

4.5美しいものは醜いものから生まれる

2022年6月8日
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泣ける

楽しい

興奮

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りんりん

5.0化学反応

2022年6月8日
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評価外という事で。ワカラン体験はワカランままが良いってヤツですな♪
史実がベースにあるこういうの好きだし、原画(デザイン)も動画も音(音楽)も声も良かった。人に寄っては途中で眠くなるかもしれないし、「新しい芸術」がまんま洋風なのも少し残念に感じる(私は感じた)かもしれないけれども、不思議な体験を入り口から出口まで感じさせてくれたのは、最高だと思えました(他に言い方ないもんかね…)。
原作者が一緒なので(あ、スタジオも)TVアニメの「平家物語」を視ておくと地続きな雰囲気を味わえますが、特に必要はないでしょう。なぜならば肝心の歌が二人とも聴き取りにくい事この上ないもので。まぁ、それはワザとだと思うので、作中のオーディエンスと一緒にノリで流しましょうね。
広く受けを狙いにいかない湯浅政明監督、好きです。

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lynx09b

4.0卑しき美

2022年6月7日
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泣ける

楽しい

興奮

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唐揚げ

5.0南北朝廷・足利時代の壇ノ浦、漁師の息子・友魚(声・森山未來)。 少...

2022年6月7日
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りゃんひさ

3.0マッハ10どころか時空超えを期待したのだが…

2022年6月7日
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キャラクターデザイン、風景、おさえ気味の輝度がとっても時代の雰囲気が出ていて引き込まれた。
しかし楽曲の発想やチョイスに?? しかも目新しい事がないという悔しさ。制作段階で良い作品を作るための競争原理がしっかり働いたのか疑問。
能楽ミュージカル?琵琶をロックバンドでエレキギター風に弾くのにしても琵琶の特徴を活かしキテレツアバンギャルドに鳴らしてほしかったかな。
能楽や狂言の持つ事象的空間の緩急をぶち壊して新しいもっと乗れるパフォーマンスかもしれないが、アート、エンタメ、風俗に根差した文化の土台である
素材の良さや持ち味を封じてしまったのでは?

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ケセラッセーラ

4.0なんかよかった

2022年6月7日
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テーマは諸行無常か
摩訶不思議世界ではあるが
当時も、お上に逆らった者も、いただろうなと

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れこほた

3.5グロ楽しいミュージカル

2022年6月7日
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ヌッタマッタ