劇場公開日 2022年5月28日

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犬王のレビュー・感想・評価

全289件中、81~100件目を表示

3.5ロックナイズされた平家ミュージカル

2022年10月15日
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鑑賞方法:映画館

アニメは好きじゃなく、基本的に観ないですが、評判が良かったので観てみました。

感想は、そこまで良くなかったけど、そこまで悪くもない。

「WE WILL ROCK YOU」のリズムで歌詞の違う歌を歌ったり、

ポップスだけど、マイケル・ジャクソンの動きをしたり、

とっつきやすくキャッチーになってます。

ブルースだけど、ロバート・ジョンソンの…だったりってのも…

音楽ファンはニヤリとする事が色々ありますね。

個人的には、まあまあ楽しめました(笑)

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RAIN DOG

3.0映像表現が好き

2022年10月7日
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鑑賞方法:映画館

映像表現が良かった。連続映像での時間表現や手で触った時の視覚表現。

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ルル

3.5虐げられし者の歌

2022年9月28日
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鑑賞方法:映画館

湯浅監督、キャラクター原案が松本大洋と言われたら、観ない訳にはいかないでしょう。そして女王蜂のボーカル、アブちゃん。幅広い、性別を超えた歌声が聞けそうだ。
歌うのは森山さんなのかい! しかし上手。感心。

ナレーターの言う通り、「400年昔のこの国の物語。奪われ失われた私たちの物語」
壇ノ浦で滅んだ平家が海中に落とした草薙の剣の力により盲目とされ琵琶法師となった友一と、猿楽の名家に生まれたが異形のためにいないこととされている犬王。ふたりが組んで、それまでにない自由な猿楽で大衆の人気を博す。
まるで呪だな、と語る犬王と友一。平家の亡霊たちに「順番に話せ、お前たちの物語を」と問いかけ、埋もれた平家の物語を拾い続ける。南北朝~室町なんだものね。混沌の中にあるのだろうな。

堪能しました。レビュー書くのが遅くなってしまったので、記憶が薄れているのが残念。

それでも「"異形" とは(本人にとっても、周囲にとっても)忌み嫌われ、避けたくなるべきものなのか」というメッセージだけは、心に残っている。

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CB

2.0日本の音楽が消え、アメリカのロック万歳に

2022年9月15日
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単純

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indigo

4.5何故か面白い

2022年9月11日
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悲しい

楽しい

難しい

1シーン1シーンの切れ味が最高なんですよね
ライブシーン長くて飽きるというのは分かるんですが、見終わった後の満足感が高いのが湯浅監督の作品です。
キャラデザかっこいいし、それぞれ生き生きしてて感動です。見たことない映像をありがとうございました。

作画綺麗は当たり前になってますが、演出や魅せ方が比じゃないぐらい強いですね。サブカル突っ走ってます

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Cuw

3.0支離滅裂

2022年8月16日
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しげ

2.0好みが別れる

2022年8月12日
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鑑賞方法:映画館

実在した能楽師をモデルした小説を映像化したミュージカルアニメ。ミュージカルという事ですが単純に歌唱シーンがあるだけでミュージカルと呼ぶには疑問符が残る印象を受けた。万人向けではなく好みが別れる作品でしょうか。
2022-132

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隣組

4.5なんじゃこりゃー

2022年8月12日
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鑑賞方法:映画館

めっちゃ、オモシロイ!!!
こんなん観たことない。
体感したことない。

犬王って、ホントに実在したんだー。
そこにも驚きだし、
芸術家のパワーと、一筋縄ではいかない人間性、
生み出すことへのこだわり、
時代背景からの生き辛さ、
ライブという感覚は古今東西変わらないということ。
それが、監督のデフォルメされた脚本だとしても、
とても興が乗る作品でした。

そして、『血湧き肉躍る!』
ライブシーンは、まさにこれに尽きる。
流行の2.5次元は、よくわからないですが、
音響バッチリのライブ会場で、
生バンドと映像のコラボで観たい!!
うちのライブハウスでやってくれないかなー。

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hkr21

3.0オチが後味悪い

2022年8月11日
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肉

3.5歌詞付き上映

2022年8月5日
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上映後あちこちから聞こえてきていた、何と歌っているのか解りにくいと言う問題を解消した歌詞付き上映。特別音響上映と言う、塚口サンサン劇場お得意の迫力のある上映方式での初見。でも一番びっくりしたのは最初のANIPLEXってとこw
映像も美しく普通に観ているだけでも勿論楽しめるが、どちらかと言うと応援上映等のイベント上映に向いてる作品かと。

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まきぐも

2.0そりゃ難しいよね

2022年8月3日
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鑑賞方法:映画館

琵琶と能でエンタメ?そんなことできるの?でも平家物語の制作会社だし!と期待しながら鑑賞しました。室町時代の人からすれば斬新かもしれませんが、音楽も演出も古く感じました。

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げっちゃん

4.5アヴちゃんが南北朝に生まれていたら…

2022年8月3日
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女王蜂ファンなのでアヴちゃんが声優をやるということだけでも興奮するのに、監督が湯浅政明さん!絶対映画館見たい!と思い見に行きました。

大胆な解釈だけど、最高にロックでかっこよかった〜〜〜!!!
圧倒される歌声!!
アヴちゃんが南北朝に生まれていたら犬王になっていたと思う。
森山未來くんとのペアも良かった。

NEOLの2人のインタビューも最高でした。

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セツ

4.0外連味のある舞台だけでなく、その装置までもきっちり見せてくれるところがすごい一作。

2022年8月3日
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鑑賞方法:映画館

湯浅政明監督の『DEVILMAN crybaby』(2018)を彷彿とさせるような、友情とも愛憎とも、何とも言いがたい男同士の関係を描いています。犬王という能楽師は実在したとのことですが、その名前と能楽の発展に寄与したらしい、という以外はほとんどその素性が知られていない人物です。それだけに、物語を膨らませる余地が大きいと湯浅監督は考えたのか、驚く程創意に満ちた映像と音楽で満ちています。

異形の者でありながら、人々を惹き付けて止まない魅力と超絶的な身体表現能力を備えた犬王というキャラクターの存在感は、アヴちゃん(女王蜂)の見事な声によって裏付けられています。確かに力強いがどこか心に引っかかりを残すような歌声がむしろ、生と死、栄光と破滅の瀬戸際を敢えて選んで歌い、躍る犬王の姿と完全に溶け合っています。

主人公の犬王と友魚(森山未來)のパフォーマンス場面は、時代考証を度外視した、現代のライブ会場そのものという描写なんですが、フィクションとして描きつつも、細かな舞台装置を間に入れ込んで、まるで目の前の舞台装置を本当に人が動かしているような錯覚を与えてくれます。この「虚構の中の現実感」を描くという、本筋とは直接関係してこないところに多大な力を注いでいるところに、湯浅監督の凄みを感じました。

パンフレットは絵コンテなどの資料やインタビュー、アヴちゃんと森山未來のポートレート写真など内容が非常に豊富で、読み応えがありました!

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yui

2.500年代サブカル中高年達の立派な墓標

2022年8月1日
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絵に描いたような時代劇×ロックオペラ。
ストーリーも一切の奇を衒わない直球のもの。悪く言えば色々な何処かで、散々見てきたプロット。

つまりは物語よりも、音楽やビジュアルを混じりっけなしで堪能してくれ。そのために物語はあえて様式的にしておいたぞ。という意図なんだろう。

ということみたいなので、音楽を軸に見るのだが、一言で言えば「感覚が時代遅れ過ぎて中年臭い」。

楽曲は80年代ロック丸出し。和風ロックみたいなことをしたいんだろうが、和楽器バンドを通り越して、感覚的にはほぼ人間椅子(人間椅子の方がカッコいいけど)。
後半はQueen色が強すぎて、ほぼ替え歌。王冠被って直訳で歌ってた「王様」を久しぶりに思い出した。

その上でさらに引っかかるのが、「ロックが我々を何かから解放してくれる」なんて価値観に、いまだに信心深いということ。驚かされる。いつの時代の話だ。

大見得切ってストーリーを捨てた割に、楽曲の力が全然及ばず。その背景にある想いも、アンティーク過ぎて動いてない。この時点で、映画の骨格は崩壊してる。

そして全編に漂う「00年代サブカルに引き篭もる中年の加齢臭」も、酸味がキツくてなかなか厳しい。公開時期を20年間違えたんじゃないかい? あの頃遊んでた人達は、もう誰も残ってませんよ? みんなAdo×中田ヤスタカの『新時代』を聞いてるみたいですよ。

抑圧されてもアイデンティティを捨てない路上のロックスターよりも、よりメジャーである為に作家性を後回しにできるAdoと中田ヤスタカにこそ覚悟を感じる。

とまぁこれは個人的なアレが過ぎるかもしれませんが。老人ホームでライブエイドの話に花が咲く時代です。それが素敵だと思うならば、どうぞご自由に。

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今日は休館日

4.5無念に怨念はロックなのだ

2022年7月29日
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葬り去られた声なき弱者の声を代弁することで
同様に弱者である自らもまた癒されてゆくこと。
「表現とは」について、なんて言葉があったような、なかったような。
不思議な運命を背負った犬王の活躍を追いながら、そんな事を巡らせる。

だからして原作者は、監督は、己が身も省みたりしたのだろうか?
自らが語る「ものがたり」についてもまた、重ね合わせたりしたのだろうか?
素人の邪推が止まらない。

基本的に徹頭徹尾、暗く残酷な話を
ここまでパッション溢れる前向きな展開で描き切った事に凄味を感じる。
アニメーションとしての動き、その躍動感も凄まじい。
おかげで無念、怨念のままに吠えまくる琵琶法師にあおられ
雅な世でありながら、気付けばコチラもすっかりヘッドバンキング。
同時にコレ、「自分よりも強い奴を倒せ」のCM
ペプシコーラ桃太郎編の世界観では?
と気づいてなおさらノリノリになってしまった。

そう、「表現」は昇華であり癒しなのだから、
それこそ犬王らの願うところだろう。
盛り上がって、燃え尽きろ。

あと、時系列、縦横無尽な構成の脚本に、野木さんの仕事だと知ってうなずいたな。

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N.river

3.5ロックなエンタメ

2022年7月28日
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実在の能楽師・犬王をモデルにしたお話で、平家物語を語る盲目の琵琶法師との出会い、2人の友情が描かれたロックなエンタメ。

平家物語、壇ノ浦や宮島など、この時代の歴史は結構触れてきたので、話は入りやすかった。
犬王が実在とは知らなかったので、また調べてみようと思う。
ロックな語りがワクワクさせてくれます。劇団☆新感線のいのうえ歌舞伎みたいな雰囲気もあり、違和感なく見れました。
絵がところどころ崩れるのは気になった。同じ顔に見えなくて、、。
犬王が平家のことを語るたびに、霊が落ち着いて、犬王も変わっていく様とかよかったです。

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はぎの

3.5演奏シーンで飽きちゃうんだよな

2022年7月25日
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逆に実のライブ映像だと見れるのはなぜなのか考えさせられた。

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みき

3.5天に向かって

2022年7月24日
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SUZ

2.0ロックミュージカルとしては最高峰だったが…

2022年7月23日
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osmt

5.0南北朝時代と現代を融合させた快作

2022年7月14日
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鑑賞方法:映画館

5月28日に全国ロードショーとなった作品ですが、7月も中旬になった今でも少ないながらもまだ上映が続いており、人気の高さを証明している感じでした。上映館、上映回数ともに減ってしまっているものの、逆にそのせいで私が観に行った回は9割方客席が埋まっていました。

小説の原作は未読でしたが、室町時代前期の南北朝時代の歌舞音曲と現代のバレーやダンス、ロックを融合させ、とかく国籍不明のアニメ作品が多い中、日本ならでは作品に仕上げていたのは凄いと思いました。また声の配役も絶妙で、犬王を担当したアヴちゃん、友魚を担当した森山未來は、これ以上ないハマリ役でした。というか、彼らの存在があったればこそのアニメ化だったように感じられました。

歴史物、時代物という観点では、戦国時代や幕末~明治維新期の作品は数多あれど、南北朝時代を扱ったものは少なく、その点でも新鮮でした。

また人物描写も素晴らしく、南北朝を統一し、世の中の安定を図ることで足利将軍家の支配を安定化させようと考える足利義満や、芸のためなら全てを投げ打つ芸道の鬼と化した犬王の父親、義満に寵愛され能楽の保守本流となった世阿弥など、観ている方の想像力も掻き立てる程の出来栄えでした。

最後になりますが、犬王そのものが実在の人物であることを知り、自らの不明を恥じるとともに、驚愕しながら映画館を後にしたところです。

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鶏
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