劇場公開日 2022年5月28日

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犬王のレビュー・感想・評価

全289件中、241~260件目を表示

4.0古典と現代の融合

2022年5月30日
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よっちゃんイカ

3.0躍動感溢れるサウンドとアニメーションに感動します

2022年5月30日
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古風な絵柄にビジュアルバンドのような音楽を織り混ぜた、一見ミスマッチに思えるような組み合わせがなぜか目新しさを醸し出していた。
ただ抽象的な表現が多すぎるせいか観客を置いてけぼりにしてる感がある。
映像、音楽ともに臨場感があり話が分からなくても楽しめると思う。

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すし

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2022年5月30日
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ゲジマユ

2.5テーマが何か、何を楽しんでほしいのかわからなかった。

2022年5月30日
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これは、「ファンの人は楽しんでください」という映画だったかな。演出や映像は凄いのはわかる。わかるけど、観客に何を感じてほしいのか理解できなかった。つまり自分は楽しくなかった。

一応ストーリー的なモノはあるんだけど、主人公に感情移入してほしいのか、世の無常的な権力争いの愚かさみたいなのを感じればいいのか、さっぱり何も伝わってこなかった。というより伝えようとしている映画ではなかったかなと。

「犬王一座のライブPVです」と言い切ってくれたら、凄い演出ですなぁ(音楽の好みは分かれると思うので好きな人はどうぞ)って思えるのだが、これを「映画として楽しんでください」では無いよなぁと思いました。

画が好きとか、演出の湯浅節が好きとか、音楽提供者のファンとか、原作好きな人は楽しめるんじゃないでしょうか。それ以外の人はあまり楽しめない映画だと思います。

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a7a

4.0熱くロックな琵琶法師

2022年5月30日
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南北朝時代の実在の能楽師「犬王」を主人公にした、ロックオペラアニメ。音楽のモチーフはQUEENなのかな。
呪が解けていく過程は「どろろ」を想わせる。
和風な作画テイストは「かぐや姫の物語」に共鳴している。

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t2law

4.0新感覚ロックミュージカルアニメーション炸裂。

2022年5月30日
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鑑賞方法:映画館

TVアニメ版平家物語は視聴済みです。
個人的に好きなスタッフ陣が集結した作品だったので、とても楽しみにしていました。

感想

想像以上にミュージカル調のアニメ作品で、とても楽しかったです。

・物語構成
平家物語の派生作品なので、かなり硬派で重たい史実重視な作品になると思っていたので、今回の明るく楽しい現代的な和製ロックミュージカル調の作風は意外でとても楽しめました。
また、犬王と友魚の友情物語としても魅力的で互いに支え合っている雰囲気が猿楽の場面から感じられて微笑ましかったです。2人の異端児の成り上がり物語だからこそ、あのラストはとても衝撃的で辛かったです。しかし、現代における平家物語の伝承の仕方について考えるとかなり納得の出来るラストだったので満足しています。
・ライブシーンについて
今回の猿楽の演出が完全に現代のライブ演出を取り込んだ表現になっており、時代感とのギャップが狂っていて楽しかったです。プロジェクションマッピングの元祖的映写背景、ライトアップの演出などの現代演出とQueenの様な奇抜なロックバンドスタイルが終始楽しく、とても爽快でした。手拍子を求めてくる場面では、一緒に手拍子をしたくなりました。
・声優
今回の声優陣は女王蜂のアヴちゃん、森山未來さん等の本職の声優さん以外の方がメインキャラクターの声を当てられていましたが、とても自然に観れて驚きました。皆さん本当に素晴らしかったと思います。

総評
とても楽しい新感覚和製ロック×ミュージカルアニメーション作品。猿楽の演目内容と物語進行状況がリンクする演出はお見事だったと感じた。

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Y K

2.0肝心のクライマックスで盛り上がれない退屈感

2022年5月30日
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作り手もキャストも結構有名で良さそうな人選なだけに・・・・、期待し過ぎてしまいました。前半の半ばからテンションが下がっていき、クライマックスでは退屈で眠くなるという映画。正直言って、つまらない失敗作だと感じました。
設定が明らかに手塚治虫の名作「どろろ」なんですが、オマージュなのでしょうか。

序盤はそこそこ良かっただけに、惜しい。
のちに犬王の相方となる友魚が、盲目の琵琶法師になる過去のエピソード。奇形に生まれて孤立無援の犬王が、自由な舞を踊り、生を謳歌する華麗な姿。「この先、どうなっていくんだろう?」と、ワクワク感が高まる良いオープニング、という印象でした。
ところが、それ以降は引き込まれるような、グッと胸をつかまれるようなシーンがなかなか出てこない。心に響くような名場面が無いまま、時間だけが長く進んでる事に気づいて唖然。
この映画、悪い意味でヤバいかも・・・と不安になってきました。

後半になると、もうストーリーとかよりも、長いフェスティバルそのもので魅せる事を主体としている感じ。その肝心の楽曲が長い割に単調で、魅力が足りなくて、やたらと冗長過ぎる。肝心の歌詞も聞き取りにくくて、何を歌ってるのか分かりづらくて、字幕が必要なレベル。歌詞が全部しっかり聞き取れたという観客は、殆どゼロだと思われます。

映像の中だけは凄く盛り上がっているように見せているのだが・・・・それを観ている自分は全く盛り上がれず、共鳴が出来ないという困った事態になってしまいました。

監督はここを一番の見せ場のクライマックスとしているのだろうけど、それを効果的にやるのであれば、ヒットチャート上位に毎週入るほどに魅力的な新曲を持ってくる必要があった。しかし、それが出来てないので、なかなか引き込まれない。単調な楽曲をえんえん長く聴かされると、だんだん苦痛も生じてしまいます。まだ続くの・・・、早く終わらないかな・・・と思うばかりで、終いには眠気が生じてきました。

私は筋金入りのロック好きなので、ロックオペラ風の大胆な試みは大賛成なのですが、映像に出ている和楽器の音が小さかったり、かき消されているのが勿体なく感じます。和楽器も大音量で積極的に取り入れる方向で、この映画ならではの独自性を感じさせる楽曲を作り上げていたら、斬新さも魅力も増して良くなったのでは・・・と思いました。

このライブ・シーンの展開の仕方は、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を意識したのかもしれないけれど、これでは音楽そのものに今ひとつ魅力が足りないため、無理があり過ぎました。

それよりはストーリー展開の方を充実させてほしかった。
主演の2人、犬王と友魚がお互いに魅かれた部分が何処なのか、そういう大事な部分での描写が足りないので感情移入がしにくいし、物語の本筋から外れた話に時間を使い過ぎてる気もして、どうにも世界観に入り込めずに、退屈さが増しました。

そして、物語の最後のオチ。
ネタバレは避けたいので言及はしませんが、これがまた酷いもので、呆れてひっくり返りそうになった次第。最初は興味深く見られた犬王の独自な生き方が、最後の土壇場で一貫性の無いものに変えられてしまった失望感。

アニメ映像としての視覚的な部分では見事なシーンがあったし、抜粋としてなら良いシーンもあるので、楽しめる要素はそこそこあるのだが、この映画で何を伝えたいのかという本質的な部分で、ちょっと違和感を感じたし、物足りなさを覚えたまま、モヤモヤした気分だけが残りました。心に残るものが無く、この作品を通して何かを伝えたいと言う映画としてのメッセージ性は薄いと感じました。

映画館に行くと、周囲の観客の反応を肌で感じる事が出来るのが、メリットのひとつです。上映中、観客の数が多かったにしては、全体に余り盛り上がってない空気が伝わり、終わった後の様子も何処か陰鬱な感じ。本当に面白かった映画の場合、終演後に観客から明るい笑顔や高揚感が多く見られますし、初日に観た「トップガン マーヴェリック」では、エンドロール後に大勢の観客から大拍手が巻き起こった程です(私も凄く良い映画だったので、一緒に拍手に加わりましたw)。この映画ではそういうのが見られず、イマイチ微妙な映画を観た後、という感じの虚ろな空気感でした。この映画、原作は未読なのですが、監督の料理の仕方がダメだったんでしょうか。感動が得られないし、とても人にはオススメ出来ません。

あと蛇足ですが、隣に座っていたオタク風の男性客、鼻息がうるさくて、最悪でした。静かな場面になると、この客の鼻息だけが大きく「フースー、フースー」聞こえて、うるさ過ぎ。今までの人生で、誰からも注意されなかったのか?それとも、注意されても人の話を一切聞けない人?他にも混雑してるのに通行の邪魔をして平然としている40代風カップルとか、普段は余り見かけない変な客が目立ちました。この映画に出ているキャストのファンなのでしょうか?この映画館は比較的マナーの良いお客さんが多いのですが、本作では客層もちょっと気になりました。

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beast69

4.0『たけき者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ』

2022年5月30日
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あえて女王蜂のライブやアヴちゃん単独のゲストライブに行ったことのある人間としての目線で語ってみます。長い。
初めてアヴちゃんのビジュアルを見て、歌を聴いた時。まさに、この映画の中で観衆が犬王に対して抱くイメージ、そのものでした。

今まで観たことがない。
斬新な音楽。
自然と体が動く。
誰かにあの人のことを話したい。広めたい。
友達を呼んで、また観に行きたい。

これはアヴちゃん側だけでなく、琵琶法師役の森山未來氏にも言えることだと思います。
実際に森山氏のダンスを観た友人が、しばらくの間は寝ても覚めても森山氏の話しかしていなかったので、友魚に心酔するお客さん達に対してもお気持ちお察しします、と言いますか。

だからこそ、この話のラストの非情さが殊更によく響く。
どんなに隆盛を誇っていても、いずれは潰えて滅びていく。
この実績を積んだキャストの抜擢があったからこそ、キャラクターに厚みと存在感が出て、より無慈悲なラストシーンとの落差を実感した次第です。

また観に行きたい。

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BONNA

4.0ロックンロールの鐘の声、リズム&ブルースの響きあり。 盛者必衰の理に抗う、二人の阿呆が踊り狂う!

2022年5月30日
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悲しい

楽しい

興奮

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たなかなかなか

3.0猿楽能ロック平家物語

2022年5月30日
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興奮

知的

一見、難しそうな歴史的ものをロックミュージカル調でアレンジされていて馴染みやすくなっていたと思う。それにしても、平家の怨念、恐るべし。

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印刷局員

4.5琵琶がリフを刻み、太鼓のビートに合わせて犬王がシャウトする

2022年5月30日
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 将軍義満の御前で演じるパフォーマンスは、まさに圧巻。アニメーション、時代劇、ミュージカルの全て要素において、新たな可能性を見せつけてくれる。体操、バレエ、ヒップポップダンス、全てを取り入れたダンスで観客をノックアウト。

 女王蜂のアヴちゃんと森山未來の二人の演技には驚くばかり。二人とも少年の声色から自信に満ちた大人の声まで演じ分けている。アヴちゃんは、本職がヴォーカルだから歌が上手いのは当たり前だけど、森山未來も負けていない。この二人は10年来の友人だというから息がピッタリ。

 幻想的な中世絵巻の世界で、友魚の琵琶がリフを刻み、太鼓がビートを鳴らす。犬王が踊りながらシャウトする。拳を突き上げそうになった。

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bion

3.0新鮮

2022年5月29日
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南北朝時代のミュージカルとは斬新で新鮮ですね。奇々怪界な感じもあり初めはとっつきにくい感じもありますが、ミュージカルが始まった頃からは引き込まれました。

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ごっとん

4.0目が見えぬとも、目に見えぬとも

2022年5月29日
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楽しい

興奮

幸せ

犬王?室町時代?能楽?琵琶法師?森山未來?
謎が多すぎる作品だが、この謎は深入りしないでおこう。という訳で、ほぼ前情報なしの興味本位で鑑賞。蓋を開けても不思議でいっぱいの映画で、同時にめちゃくちゃスゴい映画だった。これは...スゴい!

なんだこれは!?!?何を見せられてるんだ!?という驚きと謎いっぱいに包まれた冒頭。その未だかつて無い感覚がとても心地よく、不思議と世界に引き込まれていった。映画と言うよりも、アートと言った方が近いだろうか。踊り・森山未來、ということで実写でして欲しかったなという気もしたが、アニメならではを最大限活かしており、にしか出来ないことを思う存分発揮している。特に、目の見えない描写はまさにアートであり、アニメだから表現できるものだと思う。

照明、カメラワーク、演出がかなり狂気的であり、どのシーンも超が付くほど美しい。ここまで室町時代頃の作品で綺麗、美しいと感じたことは初めてだ。この時代的に照明の色とか点灯の仕方とかには少し違和感を感じたものの、ライブのような臨場感をこの時代で体感できるのは衝撃的。単純に映画館で放映する作品としての質が高すぎる。これは映画館で見ないとダメです。必ずです。

そしてなんたって、音楽。
あまりのカッコ良さと迫力に、誇張表現では無く本当に開いた口が塞がらなかった。何故ここまで魅力的なのか。令和時代の今聴いてもそう思うのだ。当時の人達はどう感じたのだろうか。ショック死ならぬ衝撃死をした人もいるのではなかろうか。兎にも角にも、音響・ハーモニー・メロディ・楽器が文句なしのパーフェクトであり、IMAX上映されていないことが悔やまれるほど良かった。心がこの音楽を求めていた。身震いと鳥肌が止まらない。とんでもないぜ、全く。

ダンスもまた恐ろしく最高だし、声優陣も天才的。音楽全面的な映画であるにも関わらず、それ以外の要素も丁寧に作り上げられており、約100分間余すことなく「体験」することが出来ました。室町時代について、音楽について、なにより犬王について何も知らなくともハマる人は大ハマりするであろう作品。か・な・り人を選ぶ、中毒性の高い映画だと思う。少なくとも私はかなりハマってしまいました。

音楽は世を変え、人を変える。計り知れない力を秘めているのが音楽である。そして、人は見かけで判断できない。誰にだって欠陥はある。だが、その欠陥があることで見えてくるものがあるかもしれない。こんなにも深いテーマなのだ。ね、すごいでしょ。

本当に最高の映画体験をありがとう。
世界に誇れる日本の文化。もっと評価され、外国でも多くの人に見ていただきたい。もちろん、日本人も。言葉を失う衝撃的で狂気的な凄まじい作品。結構私の人生に多大なる影響を与えるであろう作品でもあった。頭から離れない...。ぜひ、劇場で。

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サプライズ

2.0ライブシーンが…

2022年5月29日
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またぞう

2.5「鯨」のシーンは最高でした

2022年5月29日
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エレファント

3.5演出が素晴らしい怪作!後世に残る作品!

2022年5月29日
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泣ける

楽しい

興奮

アヴちゃんの歌声あってのミュージカルアニメ!
劇中で鼻歌が流れた時のゾクゾク感
音響の良い劇場で堪能して欲しい。

音は歌だけにとどまらない!
演出とアニメとは思えない日常の音がリアルで素晴らしい。
水に潜る、被る、拭う、編む、引くなどの音
普段耳にしている音がアニメの中に完全再現されている。
いったいどうやったらこんなに素晴らしい音を収めることができるのか。
音の深みがあることで、作画に重さや質感が加わる。そこにあるものの輪郭がハッキリする。

さらに素晴らしいのは人の質量を感じる作画。
目の見えない人の視覚を色やデザインで表現する天才的発想。
人体を理解した構図の素晴らしさ。
五感で感じるアニメ映画は本当に久しぶりな気がする。

ストーリー展開的には中盤まで一気に進んでいく。
中盤から終盤にかけてはライブタイム
まるでライブ会場に来たかの如く、次はどんなステージが観られるのか、アヴちゃんの声がもっと聞きたい!と犬王のファンと同じようにワクワクしてしまう。
逆に従来の琵琶法師の厳かさや浮世離れした傍観者の立場から、一気に俗世に降り立つ感じなので、好き嫌いは分かれると思う。
私は若干距離を取りながら眺める、ライブでは後ろの方で手拍子を送ってマイペースに応援するタイプだと分かった。
最前列で「きゃー!」と言うタイプでないことが分かった。

話が逸れたが、終盤では犬王や剣の秘密も語られる。
話的には王道から逸れず、丁寧に進行していく。
アニメの平家物語を鑑賞していると思うところが多々あって、序盤から号泣してしまうこと間違いない。

アニメや映画は虚構の世界。
想像が想像を生み出す世界だ。
まだまだ表現の可能性が広がっている。
新鮮な感動を受け取れることが最高に嬉しい。

是非、劇場でご覧下さい。

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王様のねこ

4.5これはライブビューイング。得られるものは高揚感。

2022年5月29日
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犬王と友魚が作り上げるパフォーマンスは、どれも心も体も躍りだす。

これは映画というよりもライブに行ったような高揚感が得られる作品であった。さながらライブビューイングのような作品だった。

聴衆からのレスポンスを求めるパフォーマンスは当時の人々にとって斬新で新鮮なものだったようである。
現代に生きる私にとっても、コロナ禍でライブなどでの声出しが禁止されている中でこの映画に触れることは新鮮な体験となった。
感情を爆発できるような機会が減少してしまっている中で、大きな声を出し、感情を爆発することができるようなライブに行きたいなと思わせてくれる作品だった。
まさかアニメーションでこのような気持ちにさせられるとは思っても見なかった。

このような気持ちにさせられた大きな要因は、犬王役のアヴちゃんの圧倒的なカリスマ性が大きいと感じた。
これは、竜とそばかすの姫における中村佳穂に匹敵するものだなと感じた。それくらい素晴らしいものだった。

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モトコ

3.0一体感が・・・ない

2022年5月29日
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難しい

少しだけ難しくて、思ったよりも楽しむことができなかったというのが率直な感想。
アイデア、個性的な作画・表現、音楽、エレキ、琵琶、等々・・・ひとつひとつ個別に捉えると優れていたのかもしれませんが、個人的にはそれらがどうもバラバラにしか思えなくて、映画として優れていると感じることが困難でした。
ダークな内容ながらストーリーは結構いいかもと思ったので、いろいろと残念でした。まぁ見る前から相当の期待をしていたので、「それほどでも・・・」という勝手な感想です。

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SH

3.0ミュージカル映画として観に行くと、、、

2022年5月29日
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単純

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Garuko

5.0鎮魂と呪と芸能のエンタメ

2022年5月29日
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古典芸能であり、現代アートであり、総合芸術でもあり、まさにエンターテイメント!ニュー平家物語とでも言うのかな。斬新で良かった。
猿楽(能)とか琵琶とかの伝統芸能からロック(まさかのQUEEN!)、タップダンス、体操、フィギュアスケートなどの現代の芸能が融合し、さらに異形のモノと生者と亡者が混ざり合う、何とも形容できないモノ。ライブを観てるかのようで楽しかった!いや、舞台を観てたのかも?
そもそも芸能なんて鎮魂やら魔除けやら豊作やら降雨などを祈って生まれた庶民のモノだったのに長い年月が経って「伝統芸能」という取っ付きにくいモノになってしまっただけで本来はこういう形のモノだったんじゃないかな。
音楽や表現も勿論だけどそれを形にしたアニメーションも細部まで繊細で儚くて、でも泥臭さもあって圧倒的。美しかった。
友魚のライブシーンは森山未來の実写では?と思うくらいに生々しい。不思議なことに友も呪いも異形の姿も失った犬王があまりに凡庸で、美しさとは歪さと紙一重のところにあるのかもしれないな、などと思ったり。
ちょっと取っ付きにくいところはあるけど何だか凄いモノを観た!みたいな感じでした。

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あき
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