「なかなか奇抜」犬王 大粒 まろんさんの映画レビュー(感想・評価)
なかなか奇抜
アートパフォーマンスとして観ると、とても素晴らしい。実写でなくアニメーションでしかできない表現の領域を堪能できました。革新的で、挑戦的。
滅亡した平家の話が絡むので、やや重苦しい話ですが、従来の平家物語だとこんなに若者は観ないだろうから、ややダークファンタジーではあるものの、良いアプローチだと思いました。
ただ、森山未來くんの路上ライブ的なものは、長すぎて少しウンザリしてしまった。まぁ、あれも意図的なバランスの悪さを演出してるのかもしれないけど。
アヴちゃんは流石な感じでしたね。
大人の欲望の被害者はいつも純粋無垢なものたち。
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