「救われないけれど」猿楽町で会いましょう ろとさんの映画レビュー(感想・評価)
救われないけれど
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やっと公開された!!
予告編で気になってから一年。ついにこの日が。
若い二人が徐々に近づいていく、下町感のある温もりのある映画に似たものなのかなと、勝手に予想していたけど、全然違って度肝を抜かれた。R15の作品なの忘れてた。
ドロドロだけじゃない、憎悪と疑念と嘘の数々。
登場人物がどうしようもないクズさを抱えて、やりきれなさを他で消化してツケが回ってくる。当然救われない。都会の残酷さを思い知らされるのは今回に限ったことではないけど、随所に報われなさと上に潰される構図を見せられる。
知りたくないけれど気になってしまうものは手を伸ばしてはいけない。
構成。違和感がチャプターで後に回収されるのが面白かった。
あまり適当に人とつるんでいると紹介の材料にされるから慎重に人を見よう。
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