架空OL日記のレビュー・感想・評価
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違和感がない
バカリズムがバカリズムのまま女性役を演じるというコンセプトの作品だ。女性ものの服は着ている、でもメイクはほとんしていない、「〜よね」みたいな女言葉も使わない。バカリズムが普段のバカリズムのまま、役として女性をシンプルに演じている。最初はシュールに感じるだろう、しかし、途中からなんの違和感もなくなる。「こういう人普通にいるな」と思うようになってくる。次第に女性とか男性とか、そういう分類ってなんだったっけ?と思えてくる。
物語は銀行のOLたちの他愛ない日常だ。ロッカールームや女子トイレでのやり取り、上司からの面倒な誘い、仕事の愚痴と休日の友人とのおしゃべりなどなど。何事もことごとしく起こらないが、生活感の溢れた描写がすごく心地よい。
結果として、どんな姿でどんな人が存在してもいいのだという結論に達してくる。ジェンダーをテーマに掲げた作品ではないが、だからこそ、「ジェンダーを描写すること」自体について大変に深く考えさせられる作品だ。
あるある、いやないかなー。
ドラマを一通り見てから、視聴。
銀行勤めでも、OLでもないけど、
なんか、あるあると思わせて、
くだらないよねーと言いながら見てしまう。
登場人物のキャラが立ってて、輝いててよい。
でもよく考えるとあまりないんじゃないかと思うのは、OL同士が野球で例えたり、エバンゲリオンで盛り上がったり、ラーメン食べにいったり、なんかやっぱりバカリズム世代の男性発想がチラリズム。
こんな先輩後輩が裏なく、ジムに行ったり晩御飯食べたり仲良しな職場も少し違和感だが、まあ架空ですからね。オチが連続ドラマも劇場版も同じなのは、ちょっとテンション下がる…
脱力感や世界観が心地よいし、
愛すべきキャラがたくさんで、ドキドキしないのが魅力。
いつまでも見ていられる。バカリズムのコント集。
銀行店舗やロッカールームや就業後の飲み会などでの 会話劇がストーリーの大半を占めている。いかにもOLたちが言いそうなことが散りばめられている。
動画配信で映画「架空OL日記」を見た。
劇場公開日:2020年2月28日
2020年製作/100分/G/日本
配給:ポニーキャニオン、読売テレビ
バカリズム
夏帆
臼田あさ美
佐藤玲
山田真歩
三浦透子
シム・ウンギョン
坂井真紀
志田未来
石橋菜津美
バカリズム作品を連続して見ている。
バカリズム、夏帆、臼田あさ美、佐藤玲、山田真歩、
三浦透子、シム・ウンギョン、坂井真紀
は「みさと銀行」の女性行員である。
銀行店舗やロッカールームや就業後の飲み会などでの
会話劇がストーリーの大半を占めている。
いかにもOLたちが言いそうなことが散りばめられている。
上司や男性行員たちに対する毒舌が厳しい。
ラーメン屋の場面では副支店長が気の毒だった。
ドラマ版もあるらしいが未見。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
インスタグラム映え
最初はつまんねえ~と思ってたのに、時折クスっと笑ってしまった。特にスポンジ事件。お笑い番組でのバカリズムはそんなに面白いと思ってなかったけど、映画になると結構いい。プロットとしても「架空」の意味も明かされるが、それも要らなかったかな・・・
自営業になってから銀行に行く機会も増えてきたけど、彼女たちが更衣室ではこんな風になるのかと想像するだけで楽しい。
オフィスレディ
そういう気は無いのだろうが、OLってそういう感じ、女子ってそういう会話レベルー、と馬鹿にしている感じがした。実際そういう所に身を置いていないので、あるあるだよ!と言われれば、そうですかと言わざるを得ないが、上から目線のように感じて面白くなかった。
大好き
ほんと上手い。面白い。バカリズムも、バカリズムを含む女性陣の会話も自然すぎてほんとすごい。みんな「いるよね〜こういう人!」と思う人ばかり。
自然なやりとりを作品に持ってこれる観察眼にドラマ版から感服していたけど、劇場版でも堪能できて幸せだった。
ドラマでもそうだったけど、ラストのぞくぞくとも衝撃ともなんか違う、表現できない感じがまたすごい。
OLの日常。なんとも楽しげな職場。女性目線でよく観察してますよね。...
OLの日常。なんとも楽しげな職場。女性目線でよく観察してますよね。バカリズムってある意味ヤバいかも(笑)
評価高いですねー。ラストの謎がそうさせている?私はそこまでは…
ytv
テレビのスペシャルドラマくらいでいいんじゃないかな
女子銀行員の日常を描いたいわゆるあるある
サラリーマンには思い当たるところがあるので男でも楽しめる
OL側からだけの極端な言いぶんだから、よけいに滑稽なんですよね
腹立つわけでもない、どうでもいいような、かわいいあるある
バカリズムは小柄で童顔だからOLでもいいんだけど、股開いて立つのはちょとぉです
アニメ”日常”あたりから、こういうのが流行って一時はハマりましたが、はっきりいって毒にも薬にもなんないし、もうそんなに観たいとは思わなくなりました
テレビで見る分にはクスッと笑えるからいいけど、わざわざ映画館に行って観るかと言えば行かないなぁ
スペシャルドラマでいいんじゃないかな
バカリズムも終わらせにかかった結末でしたね
結婚式の余興は太極拳でしたね
自分的には生活の一部になりかけているのでちょっと昂りました
最後の挨拶は手と拳を合わせるんですが
お辞儀はしません
なんて、つっこんだりは楽しかった
余興だから好きにすればいいし、夏帆さんなんだから許す
必要なのは真実よりも矛先
バカリズムそのままやっているところが凄いかな。OLの日常、ぬるくてゆるくて楽しい。わりとどーでもいい話と悪口。
イケウー臼田あさ美がとても良かった。
さすがバカリズムさん
ドラマ版は観ていません。
OLの日常を彼女達のおしゃべりをメインに描いた作品。
とても共感できたし、笑えました。
私は終業後、基本すぐに帰りますが、たまにはこんなおしゃべりも楽しそうと思ったり、ちょっとコワそうだなと思ったり。。。
‘今は真実ではなく矛先が大事’のくだりは大変勉強になりました。サエちゃんのようにならぬよう気を付けようと思います。
何か大事件が起こるわけでは無く、本当に日常の淡々とした出来事なのですが、その中で彼女達が感じる‘イラッと’が共感できるし、会話の流れもリアルだし、面白いし、いつまででも聞いてられるなと思いました。
同僚の面々もそれぞれキャラが立ってて、実際に職場にこういう人いるよなぁと思わせられます。
そして何より素晴らしかったのがバカリズムさんです。
ほぼバカリズムさんのまま女子としておしゃべりしてますが、何の違和感もありませんでした。原作・脚本も務められているという事で、その観察力や想像力、芸人さんならではの脚色にも感服いたしました。
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