「不真面目に笑わしてくれるかと思ったけれど、思ったほど笑えず!」新解釈・三國志 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
不真面目に笑わしてくれるかと思ったけれど、思ったほど笑えず!
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2020年。監督・脚本・福田雄一
今まで大笑いした作品多々の福田監督作品。
張り切って観ました!!
ところが、ウーン、乗るに乗れず消化不良。
「赤壁の戦い」で、やや盛り上がって気持ちよく終わる
・・・んだけれど、そこまでは自分の台詞に自分で突っ込む、
言葉尻をとる、ふざける、講釈垂れる・・・と、リズムが悪くストーリーに乗り切れない。
西田敏行が解説者として、「三國志」の内容経過を説明してくれる。
寄って、観客はアホになってただ笑ってろ!!って親心なんだろうけど、
あんまり内容が薄いと、スマホいじりながら観たりしちゃうよねー。
まぁ、1800年前のこの時代の絶世の美女が渡辺直美で、着ぐるみの中に入ってた
美人女優のことを城田優が、ブス扱いして、美人女優が、「生まれる時代を間違えた・・・」って、ところは笑えたけどね。
大泉洋は可もなく不可もなく・・・
軍師・孔明のムロツヨシはけっこう美味しい役。
妻の橋本環奈は図太い隠し玉だったかな。
クライマックスの「赤壁の戦い」でやっと「戦と戦術の奥義」が観れて、
チョコっと料金分の価値はアリかなと、思い直した。
福田陽一監督・脚本作品としては、不満が残る。
たいして笑えなかった!!
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