「なんてこった!三国志が汚されちゃった!この人でなし!」新解釈・三國志 赤だるまさんの映画レビュー(感想・評価)
なんてこった!三国志が汚されちゃった!この人でなし!
まさか2時間がこんなに長いなんてね....!
何でこんなにつまらない映画になったんだと考えたら飽きとテレビドラマ的演出のせいだと思います。
まず飽きについての部分ですがキャストと笑いの取り方に飽きました。
いつも通り佐藤二朗にモゾモゾ喋らせて賀来賢人に叫ばさせて橋本環奈にキツイ言葉吐かせて。これが面白いんでしょって感じで見せつけてくるからくどいです。そろそろキャスト陣も福田監督から卒業すべきだと思うよ。かぐや様を見てみろよ。顔芸でしか笑いを取れないって絶対思われてるよ。
そしてテレビドラマ的演出!これもくどい!真剣な音楽を鳴らして音楽を止めてボケる。そして気が抜けた音楽を流す。ずっっっとその繰り返し!何でそんなHIKAKIN並みに効果音を付けるの!?テレビドラマと映画は別物ですからね。ドラマと同じことを映画でやられると疲れるしイライラします。
そしてアクション!何で!?何で「今日から俺は劇場版」はアクションが凄まじかったのにここではB級映画並になっちゃってるの!?力入れるところは入れようよ!そしてその時のカメラワークも酷い!ズームばっかりでアクションを見せてくれずにキャストのドヤ顔ばっか映すってどうよ!それにワイヤーアクションがバレバレだしシンプルにカッコ悪い!
ただしここまで書いていても見る価値のない映画など存在しません。どんな映画にも少なからず良いところはあるはずです。ここだけは絶賛。福山雅治の主題歌!良いね。CDが欲しい。ましゃはやっぱり良いよ。
とりあえず福田雄一監督の次回作には期待しています。
福田監督の作品をその通りに見ると痛い目みると思います。
あれは福田監督が福田監督流にアレンジしたオリジナル作品です。
それに福田監督が集めた福田組がさらにアレンジを加えたものになります。
だから余計に本来のものとはことなりますしそう期待してみてしまうとかなりがっかりします。
しかし、その奇想天外さが福田監督の作品の魅力であり、楽しむポイントだと私は思います。
あと余談ですが福田監督が撮影時に求めるのは面白さです。
台本の内容から少しずれていてもその場の空気を壊しても面白ければOK!
それが福田監督流です。
だからよくみているとキャストの人がわからってたり福田監督の声が入っているときもあります。