劇場公開日 2020年12月11日

「おバカ全開(褒め言葉)三國志入門!」新解釈・三國志 彬さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0おバカ全開(褒め言葉)三國志入門!

2020年12月12日
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まず、正統派の三國志を期待している方は、避けておいた方が無難かな?と思います(ご年配の方が途中で席を立ったまま帰ってきませんでした(^_^;))

「何も考えずに楽しむぞ!」
とニュートラルに見られる方向けです。

福田監督節全開の「おバカ全開三國志」。
英語やカタカナも普通に飛び出します。
三國志がまっっっっったくわからなくても楽しめます。

「歴史は難しい」「漢字の名前覚えられない」「歴史ものって中途半端に突っ込むと詳しい人たちに怒られそうだし…」

なんて思っている人たちの入門編としていいかも?
と思いました。

「三國志おもしろそう、調べてみようかな?」
と歴史嫌いの観客に思わせる力があります。

血も流れないし死体も映らないのでお子様でも安心して楽しめるかと思います。

客席は何度も笑いが起きていました。
あれっ?もうおわったのか、もうちょっと見たかったなぁ、という感じでした。

渡辺直美さんがいわゆるおもしろブス枠?みたいに出てくるのですが、お綺麗な方だしこのご時世、価値観も変わってきているので、そこの表現についてもうちょっと捻りがあるとよかったなあと思いました。

彬