「養子縁組」朝が来る アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
養子縁組
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浅田美代子演ずる静江が代表を務める養子縁組の色々な決まり事が、すごく理にかなっていて、実際の養子縁組ではどの程度の決まりがあるのかはよく知らないけれど、子供が欲しくても授からない人々、産んでも育てられない人々にはとても大事な場だろう。
産みの親が子供を返して、と揉める話なのかと思っていたがそうではなく、養子を迎え、愛情を注いで育てた栗原夫妻のこれまでと、産んだ中学生ひかりの苦悩も丁寧に描かれていて、ひかりが栗原家に来た追い詰められた事情、ひかり本人だと気付いてあげられなかったなかった聡子とのラストの場面が、育ての親と産みの親、朝斗の今後に良い絆が生まれるであろう、と思わせるような、まさに朝は来る、ピッタリのタイトル。
15才の女の子、20才くらいになってお化粧したら、同じ子だとはなかなか気がつかないのは普通だろう。
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