「とても綺麗な「映像」、映画として個性的」Daughters(ドーターズ) だるまんさんの映画レビュー(感想・評価)
とても綺麗な「映像」、映画として個性的
とても映像が綺麗。どのシーンも丁寧に考えて撮られていて、プロモーションビデオやCM映像ならとても良い。「キレイ」「カッコイイ」「セクシー」「エロい」と感じます。
2人の魅力も存分という感じがしました。普段の会話っぽく、2人ともとても魅力的。
ストーリーは良くある話ですが、両方が重なってとても魅力的な映像になっています。
気になるのは、職業や住んでいる場所とかですかね。東京のど真ん中ろ職業もカッコイイ。ひと世代前のトレンディドラマみたいですね。
田舎や地方が舞台の映画が多いので、こういう設定も良いかもしれませんが、鼻につくという感じもしました。目黒川沿いに住んでいて、そんなに毎晩飲み歩いて、よく金続くな、、、と。
また、出てくる人がみんないい人で優しい。
その優しさが、主人公を苦しめることもあるのですが、、。
とても個性的な映像と映画で、途中から監督は誰なのか気になりました。
映画としてはクドすぎる。
設定から映像全てがかっこよすぎるし、途中で入るイメージ映像のようなカット、沖縄の夕日の波打ち際、などなど、どこもかしこもかっこよすぎて、ちょっと胸やけ気味です。
その分、そういう上辺だけのカッコイイ世界と、妊娠・シングルマザーとしての現実の差がわかりやすいとも言えますが。
とても2人が魅力的でしたし、最後まで楽しめました。誰が撮ったか分からない映画よりも良かったです。また違う映画も見てみたいなぁと。
最後に、車で2時間かけて松竹系の映画館で観に行きましたが、「イオンエンターテイメント」のロゴが出てビックリ。配給は「イオン」なのですね。だったらイオンシネマでももっと上映して欲しい。
千葉県のイオンシネマでは一切上映なしって。