「旧約聖書の創世記をモチーフにしているのか」アイ・アム・マザー C.B.さんの映画レビュー(感想・評価)
旧約聖書の創世記をモチーフにしているのか
と思ってしまったストーリーであった。滅びてしまった人類の再生施設で誕生した少女とそのアンドロイド母の間に割って入った大人の人間女性。登場するのは、この3人だけ。後半で誕生する弟の2人で施設から出ようとする少女。あたかもエデンの園から出るアダムとイブの2人を暗示させる。そう言えば、大人の人間女性の祈りのシーンがあった。施設の外に人間社会はあるようだが、無法地帯であることが示唆される。人類はどういう社会を求めますか?という哲学的な思索を求められる映画ですが、娯楽性は今一つなので、星は一つ減らして三つの佳作という評価です。
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