「両腕がないカニは、どうなるって???」蟹の惑星 川柳児さんの映画レビュー(感想・評価)
両腕がないカニは、どうなるって???
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どっかのミニシアターに行った際に、この映画のチラシを見かけて、ちょっと記憶の片隅にあった。で、たまたまテレビで放送してたので録画した。そしてそれを観た。そういう流れ。
どうしても観たかったとか、蟹にすごく興味がある、ってわけじゃなかったので、完全にながら観した。
この映画や吉田さんの観察行動に、学術的価値があるのかどうかは、自分には全然わからない。
でも、興味深いところもあった。3点。
ひとつは、脱皮に関するうんちく。
ふたつめは、吉田さんの言葉。
「40年働いて、自分が好きな事をして生きれる時間は20年もない。ならば、早いうちに自分のやりたいことをやらないと..」
そして最後は、この干潟に住む蟹が少なくなっている、と言う事実。
それが、東日本大震災を境にして地質が変化したからだろうという推察。
この映画の製作公開した監督の意図は知る由もないが、特に3つ目の事実は、自分には深く刺さる「怖い」事実だった。今後、地質の変化だけで事態は収まるのだろうか?? ホント、怖い。
でも、1回観れば十分な映画。
次回放送あっても観ないなぁ。
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