ザ・ハロウィンのレビュー・感想・評価
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マイケルに殺られなさい
「ハロウィン」を意識したパッケージの日本未公開作。この手のインディーズ作品でも馬鹿に出来ない時代だが、もちろん「ハロウィン」には遠く及ばない作品である事は鑑賞前から予想はできる。本作はお化け屋敷に本物の殺人鬼がいるというどこかで聞いたことのある内容だが、追うものと追われるものの関係性はそれなりに面白いと思う。だが、終盤の展開等はあっと驚く展開を作れそうな物なのにそれをせず、モヤッとしたラストとなってしまう。また、どう見てもスプラッタ系ホラーに該当する本作だが、その描写のパンチが弱く、全体的にイマイチ練り込みが足りないように思える。
サイコ野郎の関係性や、最初から胡散臭いが確かに的を得ているイカレホラー監督等、狭い舞台でも盛り上がるポイントを押さえているのは好感触である。ややノリが軽いのは仕方ないが、詰めるところを詰めれば更に良い作品になったであろう。
タイトル見て間違わないように
まあ~しょうもない。
タイトルパクってる時点でお察しだが、パッケージのマスクはまぁまぁかなって思ってたのに、ホントは凄いショボいマスクで呆れる。
精神科の自傷他害のある奴を1度に移送するのもテキトー過ぎる設定。
アホ監督が喜んでる様も狂気というよりヤケクソにしか見えない。
他人がやってる殺人を録画して「オレ復活」とかいってるが、「あんなもん売れるか!」と思う。
お化け屋敷でホントの殺人鬼が暴れまくっていると言うシチュエーションでは幾つかの作品でもあったのでオリジナリティは感じないし、二人の患者が居て片方が無意味に殺しまくり、片方は殺しまくってる奴を殺すと対決感出しながら、何の役にも立たなかったのは呆れる。
どうせなら、実は1人しか居なくて二重人格とか
にしとけば良かったんじゃないか?
映像でみたら1人でやってるとか?
作品内で「俺が俺が」とでしゃばる奴は大抵死ぬし、市長とか参加させて安全確認も殆どないし、そもそもあんなお化け屋敷作っただけでそんなに儲かるかよ!と突っ込みたくなる。
ラストはまったく消化不良、結局メイスンは冤罪だったのか?なんだったのか?わからないまま。
唯一目を見張ったのは、メイスンの悲しい顔が幼く見えて、妙に不気味に感じた事。
ルーク ベインズの顔が印象に残った。。
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