「本人か」北の果ての小さな村で mikyoさんの映画レビュー(感想・評価)
本人か
監督のサミュエル・コラルデさんは、docfictionが得意分野ということでなるほど。
EARTHとかナショジオとか好きな人でも喜びそうな映画ですが、そこで生きているイヌイットの人たちもいいので、デンマーク人教師を投入して物語にしたのかと思ったら、アンダース・ビーデゴーさんは本当にグリーンランドにきたデンマーク人教師さんなんですね。ちなみに人口80人の村で小学生くらいの子供が10人くらいいて、けっこう子供率が高い気がしました。(街にいってるかもしれない中学生上が帰ってきたらなんですけど、それはまた別の話ですね。)
アンダースさんが村の人に馴染んでいくのに、本人の心情とか別撮りで心の成長のセリフ読んだりとかしてなくて、それがむしろドキュメンタリーっぽくて面白いです。撮影隊がちょっと久しぶりに戻ったら、前には見られなかった行動ですが、仲良くなって交流している家族いました、みたいな。
イヌイットのあれこれがいちいち興味ぶかいので、ここをロケ地に映画を撮りたいと思った監督の気持ちがわかります。
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