「音楽が奏でる喜び、悲しみ、そして希望…」パリに見出されたピアニスト 野々原 ポコタさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽が奏でる喜び、悲しみ、そして希望…
皆さんは“ラフマニノフピアノ協奏曲第2番” に
どのような印象をお持ちですか?
近年ではフィギュアスケーター浅田真央さんの
競技に使用されたあの曲!
あの伝説のソチ、フリーの演技曲として
強く印象に残っている方も多いと思います。
わたしの“ラフコン2”に対しての
子供の頃の印象は「怖い!」の一言でした。
当時の〈日曜洋画劇場〉のタイトル曲でしたので
よく覚えています。
やがて最後まで通して1曲聴くようになり
ソルフェージュすることを覚え
そして歳を重ねるにつれ、この曲の持つ深みを…
ラフマニノフ本人が、挫折の床から希望を見出だす過程を…
この曲に色濃く反映されていることに感じ入り、
そして想いを巡らす…
そう、懸命に生きているすべてのヒトに!
あなたに! わたしに!
「この指で、未来を拓く。」
というキャッチコピーさながら
主人公のマチューが“現代のラフマニノフ”のような
祝祭感に包まれるラストに、音楽の持つ力を再確認!
同日に『蜜蜂と遠雷』をも観賞。
互いに補完して感性を満たしてくれてイイ感じ♪
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野々原 ポコタさんのコメント
2019年11月3日
terumin31さん、コメントありがとうございます♪
音楽映画って、理屈抜きに、感性に直接響きますよね!
わたしは学生の頃、ピアノ教室に通っていたのですが
一年でギブアップしてしまいました。
そのあとのギターは3ヶ月しか続きませんでした(笑)
今は演奏を聴くのが専門のわたしですが
すべての演奏家・音楽家に対して
ただ、ただ、リスペクトしてしまいますね。