「まあまあだった」初恋 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
まあまあだった
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去年WOWOWで見た三池監督の『漂流街』と内容が被る。
ベッキーがすごい。ゲス不倫騒動の前の、いい子ちゃんのイメージだった頃なら考えられない役だ。売春の斡旋をしながら、半グレの彼とつきあっているのにおばあちゃんと同居。恋人のスマホに位置情報のアプリを仕込むくらいの恋愛依存体質なのに、シャブ中の売春少女と彼氏が暮らすのをOKにしていて、彼の復讐のためなら素手の殺人も躊躇ないなど滅茶苦茶な役で、圧倒される。
ヒロインをめぐってひどい殺し合いになるのだけど、どう見てもリスクと釣り合いが取れず、みんながバカに見える。
染谷将太の犯行計画は関わる人数が多いし無駄も多いため、無理があると思っていたらあっさり破綻する。
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