「ドタバタヴァイオレンス」初恋 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ドタバタヴァイオレンス
脳腫瘍が見つかり余命宣告されたボクサーが、歌舞伎町でオッサンに追われる若い女性を助けて、黒い世界のいざこざに巻き込まれて行く話。
ヤクザと腹黒刑事のお薬を巡る陰謀に本人も知らずに巻き込まれたデリヘル嬢と、更にそこに巻き込まれたボクサー。
この2人を追う陰謀コンビと、そこに群がる色んな意思と勢力という流れで、登場人物・チームが多くてややこしそうだけど、結構判りやすいストーリー。
自分の組からちょろまかそうとしたヤクザの裏切りによる内輪揉めと、そこに巻き添えを食らう中華帝国のヴァイオレンス作品に、絶望の淵のボクサー&不運なデリヘル嬢コンビを登場させて、そっちをメインにした感じかな。
いくらコミカルさもたっぷり織り込んでいるとはいえ、アニメーションはちょっとやり過ぎかなとは思ったけど、シリアスでありながらごった煮にしておバカにテンポ良くみせていて、とても面白かった。
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