「オマージュ的映画?」モンスター・フェスティバル Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
オマージュ的映画?
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数年前に、目の前で母を惨殺されてから、ホラー映画のオタクになったデェックス。父から反対された通称“Blood Fest”に女友達と隠れていくことにしたのが災いしてか、フェスティバルの会場が、地獄絵図に代わってしまう。助かるには、反対側にある裏門までいかなければならなくなるサバイバル・ホラー・コメディ映画の展開になる。
この映画、製作人が皆オタクなのかもしれないが、そうそうたる有名どころのホラー作品や登場する怪人・怪物が勢ぞろいしているような作りがしてあって、もうゲップが出そうになる......?失礼しました。ラストのほうでは、貞子さん風な方も出演されていて、スピルバーグ監督の映画「レディ・プレイヤー1」の低予算ホラー版というといい過ぎになるのか?
個人的にラストの展開がどうしても納得がいかないような作りにわざとしているようで面白みが、失せていくように感じた。
イギリスのサイエンスフィクション情報誌、Starburstのコメント「この映画、どんな種類の映画なのか、はっきりわからないことで、イライラさせられる。」またアメリカの月刊誌、Film Journal Internationalは、このように述べている。「この映画、特に怖いということでもないが、 'それとは違って、内容は、面白いもので、幅広いジャンルのホラー映画を照らし合わせることでホラーファンとして(ホラー映画自体)良く知っているという気分になる機会を与えてくれる。」
途中流れの悪いシナリオも散見するが、サクッと観ることが出来た。
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