世界にひとつのロマンティックのレビュー・感想・評価
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配給会社 AMGエンタテインメント
この映画、一見して何かが変な雰囲気があるように見える。特に主演の一人、上院議員のバードウェル役のジェイク・ジレンホールが見た目ですぐわかるように彼自身が、若く、しかも痩せている。何故?それもそのはずで、この作品は、2008年5月にスタッフや俳優に支払われるはずの出演料が滞ってしまい、ついには、撮影続行が不可能となり、監督もそんな理由から映画撮影から降りてしまうという、主に経済的理由から、お蔵入りとなってしまっていた。そうこうしているうちに2008年の大統領選で第44代大統領となったバラク・オバマ上院議員が、のちに通称:"オバマケア"という法案を作成したことによって、再度注目され、ある意味、政治風刺としてではなく、あくまでロマンティック・コメディとしてこの映画の残りの部分の編集を謎の人物?(この人物実在しているかわからない。)であるステファン・グリーンによって2015年に完成されるという、この映画がやっと日の目を見る運びとなる。
Google doesn't show much similarity
between a cow brain and a human brain.
Google's not always right, you know.
Neither is Wikipedia.
I think kids just make up stuff there.
そして日本では4年遅れで公開されるという変な映画で、amazon.comでは2015年にすでに配信されていて、☆1と☆5がともに29%という評価の判断の難しいもののようにレビューの意見が分かれている。
アメリカ人の笑いのツボがどこにあるかわからない者にとって、いつも文化・風習の違いがよくわかるものとして、コメディがあると思うのだが、この映画はっきり言って笑えない。主演のイリノイ州?の片田舎のウエイトレスの女性が、片田舎の町でも白バイ警官として、他の若い女の子から注目を受ける彼氏から、今まさに結婚の申し込みをされるというときに、レストランで看板を取り付けているおじさんが誤って、ネイルガンで頭を撃ち抜かれ、頭に釘が刺さったままになってしまうなんて、考えただけでも痛々しいし、そんな状態が続くので、彼女を見るたびなんか変な嫌な思いをしてしまう。
カースティ・アレイを久々に拝見した。彼女は怪物的シットコム「チェアーズ(1982~1993)」にシェリー・ロングが務めていた役を引き継ぐ形で登場していたので、彼女の演技を今でも覚えている。
アダルトアニメから始まったと言えば言い過ぎになるかもしれないが、この映画の配給会社AMGエンタテインメント、こんなことを言えば、名誉棄損なんてことになるかもしれないが、うさん臭い。多分、この映画を安く買い叩いたかもしれないが、こんなA box-office bomb的映画をわざわざ買い付ける必要がどこにあるのか、映画を見て買っているとは、到底、考えられない。
エンタメ情報サイト、New York Magazine/Vultureがこのように述べている。「 この映画は、全く面倒なものであり、それは問題のあるデドコロを考えると理解できる。それが魅力といえば魅力だが...。」また他の人は、「 ラッセルが最終段階でこの映画を微調整しようとしていたのであれば、映画がアメリカの政治と医療を目的とする風刺的なショックは、きっと彼らの目標を達成する可能性が高かったであろう。」
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