「ティーンズ向けのタイムトラベルもの」シー・ユー・イエスタデイ よんしんさんの映画レビュー(感想・評価)
ティーンズ向けのタイムトラベルもの
さすがにネトフリ映画ですからね、全然面白くないわけではありません。
秀才高校生とそのボーイフレンド(?)が警官に誤って射殺された兄を助けるためにタイムトラベルをするという、ネトフリの説明そのまんまの内容でした。
タイムトラベルものといえば、望む結果へ向かって失敗に失敗を繰り返し何度もタイムトラベルをやり直す、というのが王道ですが、それをティーンエイジャー向けに作った感じの作品です。
タイムトラベルものと知った時点で、観る人はコメディなのか?それともタイムトラベルならではのねじれていく作品なのか?と思いながら観ると思うんですが、この作品、コメディ要素もない、まじめなつくりの映画でした。
黒人差別とか、運命を変えられるのか?というのをテーマにしてるんでしょうけど、う~ん、もっとねじれてひねった作品にしても良かったんじゃないかな~。
あえて主人公たちを、勉強だけはできるけど心は幼いティーンエイジャーにすることで、いろいろうまくいかない葛藤を描きたかったんですかね?
つまらなくはないですが、この作品を観て面白い!考えさせられた!となるのはそれこそティーンエイジャーぐらいまでなんじゃないでしょうかねぇ?
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