思い、思われ、ふり、ふられ(アニメ版)のレビュー・感想・評価
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キュンキュンした
実写と比べてとなりましが。実写の方はシリアス目に作ってあって切ない部分が多かったですが。アニメは、ストーリーに喜怒哀楽を盛り込んでいたので、感情のうつりかわりが楽しかったです。
少女漫画そのまま映画になってるので、いやん、て気持ちになるところが多数。青いよな(笑)。
そういえばオープニングでスマホを水の中に落としていたけど、恋愛感情のもつれに発展しそうな状態になってウン万円の機械を破壊するとは剛毅なお方だ。水没保証とかあるのかな?
恋愛部分は、カップルが、姉弟と幼馴染でくっつくのか、姉弟になるのかというのでちょっと悩んでみていましたがひっつくに関して紆余曲折なく、兄妹になるっていうので落ち着きましたね。
エンディングの流れも良かったし。
ただ、詰め込み過ぎでたぶん、原作のいいところを大半カットしてると思われるのでそこらが残念なような。原作読むかな。
綺麗な映像
高校生の男女4人の恋愛模様を描いた作品
それぞれが抱える悩みなど繊細だなと感じた。
連れ子同士で結婚した夫婦
同じ家の中で恋愛が起きるとそれほどにも苦しみを生んでしまうのかな。
女性ならではの微妙な雰囲気とかもそういう事があるのかと感じた。
彼氏にちょっかいをかけていると疑われた友達を軽蔑しようとしていた。
でも、それはただの噂であって、相手のことを信用していなかった自分に対して自己嫌悪になる。
相手の為にと思っている事をしようとしても受け入れられない。
全てがうまくいくと限らない中でもそれでも色んな事が巡ってる。
思い、思われ、ふり、ふられ。
全てが片道切符ではなく、大きな丸のように繋がっていくんだろなと思いました。
映画そのものに対してのコメントとは、少しずれてるかもしれない。
いい作品でした。
BUMPがだいすき
gravityを聴くために観に行ったけれど、少女漫画に興味がない私でも面白いと思えました。
何よりりおとゆなが階段のところで出会う瞬間に「 リボン 」が流れるところなんて…最高すぎて観ながら動揺してしまいました。笑
最後のエンドロール「 gravity 」。もう最高でした。
これを映画館の大画面で聴くために観たけれど、十分映画自体も楽しめたし、gravityの歌詞とマッチしたストーリーで本当に素敵な時間を過ごせました。
※ただしイケメンに限る
うん、ド直球な少女漫画だね。
「※ただしイケメンに限る」言動が随所に見られて笑ってしまった。
長くはない上映時間の中にきちんと話をまとめられていた点は評価したい。
和臣が朱里に惹かれていくのが、やや唐突だったことが残念。
相手を思うその先に…
期待してた以上の作品でとても胸がキュンキュンする作品であった。アラサー男子だが恥ずかしながらウルっとさせてもらいとても充実した時間であった。
少女漫画という事もあって所々見ているこっちが恥ずかしくなるシーンもちょくちょくあったが、全体としては少女漫画だから男子は見づらいと決め付けて気になってる人が見逃すにはとても惜しい作品である。
気になる人は強く勧めたい作品である。
少女漫画は日頃目にする事は殆ど無く中々見慣れてない。見慣れてあないからこそ自分が予想している展開を裏切ってくれる為見ていてワクワクさせられる。
この作品でいえば、朱里と理央、由奈と和臣が最後はくっつくもんだと思ってずっと見てしまった。
故に最後の朱里と和臣、由奈と理央のカップルの結末に驚きと同時に、予想とは違えどとてもお似合いで見ているこちらも温かい気持ちになる。これが少女漫画マジックなのかな。
主人公の4人達は自分の素直な気持ちを時には相手を思いやる事を優先し自分の気持ちを沈め、故に葛藤が生まれ苦しむ。
時にはそんな自分の気持ちを押し殺す事や相手に優しく接する事が結果として相手に気持ちが伝わり相手から優しくされたりもする。
自分が相手を思う事や優しくする、親切に接する事がすぐに結果として繋がる事は中々無くても、また時には辛い事や傷つくが待っていても巡り巡って自分にも幸せとして返ってくる。
この辺りがこの作品はとても美しく描かれていて非常に魅了された。
この相手を思い、そして思われる事は決して恋愛だけではなく、家族、友人…色んな人間関係に置き換える事は可能だ。
この人を思う優しさという大切な事を改めて感じさせてくれるとても美しくそして優しい作品であった。
またこの作品ではそれぞれのキャラクターが別々の個性を持っているのもまた魅力の一つ。個人的にはあの由奈ちゃんのキャラがとても可愛らしくて胸をキュンキュンさせられた。自分の好きな女性像の典型でありとても魅力された。
主題歌のBUMP OF CHICKENのGravityととても作品とマッチしていてあらゆる面において自分にとって楽しめた作品であった。
漫画的であり、アニメ的であり、描写が面白い作品
この映画の良さはアニメ的な描写と漫画的な描写を上手に組み合わせている点。これは実写では絶対に出来ない。アニメと漫画の国に生まれて良かったな、と思わせる秀作です。
冒頭、実写版と同じく梅雨の情景。このアニメはひたすら雨や雪が多いです。そういうモヤモヤした話ですよ〜と、冒頭から。で、タイトル前のラストカットが、雨模様の空と水溜りに映る青空、のシーン。このカットがうまい!
雨模様なのに水溜りが青空ってのはあり得ないですよね、つまり「嘘をつきますよ」という前振りなんですね。表面的には雨でも内面は晴れていたり、その逆だったり、そういう話ですよ、って冒頭で出す訳です。
また、その次の由奈と理央の出会いのシーン。白い蝶が舞っていると、その先に絵本で見た王子様が理央の姿で登場。蝶々は魔法や幻想の象徴=記号ですよね。ここで由奈は恋の魔法にかかりますよ、って暗示です。
魔法なんで、理央が情けないダメ男でも、一途に恋してしまうので、そこはツッコまないで、てこと。
この2つを冒頭の5分ぐらいでやられると、もう引き込まれてしまいます。あと、由奈の最初の告白でのお花畑からの土砂降り。由奈のデフォルメした心情描写。それと対になるのが、学園祭での由奈と理央が階段で抱き合うシーン。理央の嫌いな雨が大きな玉粒になって、キラキラと輝きだす。実に見事なアニメ描写です。
また、漫画的な描写がうまい。少女漫画でよくある、目が点になったり、急にデフォルメしたりするのを、惜しげもなく使う。
無地の背景に短冊状にカットを割って傘が舞うシーンとか、左右カット割で止め絵口パクだけで進行するとか。大胆に漫画描写を入れても、テンポが狂わず、リアリティも損なわない。
声優は由奈役の鈴木毬花が頑張りました。実写の由奈役の福本莉子も良かったけど、アニメの鈴木毬花は、本当に引っ込み思案な当初の由奈にどハマりでした。他の主要キャラは朱理が潘めぐみ、理央が島崎信長、和臣が斉藤壮馬という油の乗り切ったベテラン揃い。
正直、大丈夫かぁ〜?と思っていましたが、とんでもない。よくまあ、リアル由奈を見つけたなぁ〜と思うほど、脳内ボイスと合致していました。
この話って、やっぱ由奈が主人公なんですよね。和臣は迷いながらも初めから持っている夢に向かって進む。朱理は家族という失ったものを取り戻す。理央は捨てきれない思いを捨てる。と、3人は既に始まっている物語の中にいる。
一方で由奈は、さっちゃんと別れて、なーんにも始まっていないのです。それが理央と朱理に出会って、どんどん成長していく。それが周りからも分かるぐらいで、モブキャラから告白されるぐらい、可愛くなっていく。だから、これは由奈の成長物語なのかな、と。
由奈が主役なのでエンドクレジットも、市原由奈 : 鈴木毬花、が先頭なんですよ。実写の方は忘れましたが、たぶん、山本朱理 : 池辺美波、でしょう。アニメの場合はキャラ優先なので、ど新人だろうが、主役キャラがトップになれる。ってか、実写はやっぱ池辺美波の朱理が中心でしたよね。
実写、アニメと立て続けに見るほど好きな原作でもなかったので、期待していませんでしたが、観て良かったです。先日のヴァイオレット・エバーガーデンのような大作感はないですが、アニメの良さが伝わりました。やっぱアニメはいいな〜。
高校生4人の恋愛模様!
原作は、未読でしたが、かなり面白く鑑賞できました。背景がかなり実写みたいな書き込みでキレイでした。由奈がメインにストーリーが展開しますが、4人の人間模様が、よく描かれていて共感できました。
原作の雰囲気がわかるが…
実写版も観て一カ月ちょっとでアニメ版もやると言うことで
なら比較も出来るしと言うことで観賞
原作は未見です
その実写版はちょっと16歳をやるにはきつくないか
と言う年齢の俳優陣をあまり活かしきれてない
印象で原作が少女マンガと言うのもありますが
やっぱアニメ向きじゃないかと思ってました
でそのアニメ版ですが
ふんわりした作画は丁寧で劇場版らしく
脚本も実写より原作に近しいのかなという感じ
まあ悪くは無いのですが
ただそれが登場人物達が妙に落ち着きすぎていて
ストーリー上のスペクタクルに関しては
実写版の方が尖ってたかなと思いました
空気読んで一番大人だったはずの朱里が励ました
引っ込み思案の由奈がスーパー純愛人に覚醒してしまい
自分の行き場がなくなって苦悩するストーリー
(ちょっとちがう)
前述の通りキャラクターが妙に理性的で
自問自答してすぐ折れてしまいます
それでいてこれから3年間学校生活する環境で
恋愛してけるわけないじゃん的印象を持ってしまうほど
個人的には実写版のシナリオをこのアニメで
やったら一番良いんじゃないかと思ってしまいました
画にたまに(笑)!!!???
画が綺麗で。(笑)(笑)
たまにギャグっぽい画がアクセント??になっていたり。
家族シーンとか。
共働きの大変さ??とか。(笑)(笑)
まあストーリーが遅めで。
個人的にはサクサクといってほしいような。(笑)(笑)
プリキュア調が入ってくれていると、若干爽やかで、よかったかと。(笑)(笑)
まあ、まあ目が面白かったです。(笑)(笑)
オジサンでもキュンとしました!(気持ち悪い、ってか?!)
実写版を居心地悪さ満点!の劇場で観たので「毒を食らわば皿まで」アニメ版も挑戦!と勇気を振り絞りながら鑑賞。再び究極の居心地悪さのデジャブ状態でしたが映画自体はとても良かったです。実写版と双璧で!
コミックは未読なのでアニメと実写とどちらが原作に忠実なのかな~なんて少しだけ思いましたが、それはあまり重要ではなく、それぞれの解釈・表現で観る人が感じられればいいのかなと正直思いました。
アニメ版は朱里よりもどちらかというと由奈が中心のようなストーリー展開かと。彼女を筆頭に4人の高校生たちがそれぞれ成長していく物語なんだな~と。エンディングはなんだかHappyな気持ちになれ後味のよい終わり方でしたね!それに引き換え実写版もそうでしたが大人たちのわがままに付き合わされる子供たちは「たまらんな~」ってつくづく感じました。
朱里と和のすれ違い、行き違い、タイミングの悪さにはハラハラ・ドキドキしながら、思わず『東京ラブストーリー』で有森也実さんが演じた『おでん女』を思い出してしまいました。
声優さんたちのセリフはそれぞれのキャラにピッタリはまっていて流石プロだなって感心しました。
由奈が学園祭の中で理央とお互いの胸の内を打ち明け、涙ボロボロ流すシーンはアニメならではと思いながら「あれっ!実写でも最近観たような気が…」
そうです『宇宙でいちばんあかるい屋根』で清原果耶さんがアニメ張りに涙してました!!
実写版の髭男もよかったですが今回の『BUMP OF CHICKEN』の主題歌『Gravity』も映画の内容に合っててとてもグッときました。BUMPの曲はいつもながら沁みますね~
最初に居心地悪さを愚痴ってしまいましたが幅広い年代、男女問わず観て汚れた心を(私だけ?)洗い流して清々しくなってほしいと実写版の鑑賞後と同じく思いました。いい映画でした!
せーので全て飛び越えて
実写版鑑賞済みです。
実写は実写の良さ、アニメはアニメの良さが出ていて良かったです。
気になった点として、展開のスピードが早いのがかなり気になりました。実写版はゆっくりながらもしっかり背景を描いていたのですが、背景が駆け抜けるほど早かったです。
アニメならではの要素で省略していくのはいいなと思いました。余計な要素を省いてトントンと進めるのは良点です。
物語の終着点としては、家族の帰れる場所を作るというのが良かったです。実写版では家族の黒い部分がそのままでしたが、アニメ版ではしっかり仲直りの部分を描いてあったのでスッキリしました。
複数惜しい点もありましたが、良作です。バンプの主題歌「Gravity」が最高すぎました。劇中で「リボン」が流れるのも嬉しかったです。
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