劇場公開日 2020年12月4日

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燃ゆる女の肖像のレビュー・感想・評価

全162件中、21~40件目を表示

3.5絵画のような映画

2022年12月22日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

ただ静かな空気が流れてた。多くを語らないので、見ることで全てを読み取る感じ。そういう点に置いて感情が複雑なのに伝わりやすかったのは凄い素晴らしいと思った…というか普通に演技が凄くてビックリだった。

割と予備知識アリで見たからか分からないけど感情移入しやすかった。だからか、最後のシーン切なすぎてボロボロ泣いた。

雰囲気がヌード。性的な意味でも2人は互いに惹かれてたんだなぁと思う。まぁ18世紀のフランス?かな?が舞台だったのを考えれば諦めざるを得ない恋愛なんだろうなって思った。

これは何回か見ればその度に面白く思えそう。
画面が綺麗だし雰囲気も好みでした。

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暇

3.5説明的ではない

2022年10月10日
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filmpelonpa

5.0美しすぎる映像、音楽、女たち

2022年10月8日
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redir

5.0何度も浸りたい世界観

2022年10月2日
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鑑賞方法:VOD
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4匹のミーアキャット

5.0傑作!!!

2022年10月2日
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生者と死者は結ばれない。

詩人オルフェは、死者の妻を生き返らせるよりも、永遠に残る劇的なる場面(芸術)を望んでいる。無自覚に。一方運命を悟った死者ウリディスは、オルフェの望みを叶えるために彼が振り返ることを望む。

画家であるマリアンヌは逞しき生者であり、見る側(オルフェ)だ。エロイーズは冥府に囚われた死者であり、見られる側(ウリディス)。

ただ一度、祭りの夜に燃えるドレス(情熱)を解放したエロイーズは力強くこちらを見ていた。その圧巻の美しさは確かに生者だった。
しかし時代は女が自由に生きることを許さない。
純白のドレスを着たエロイーズの幻影は、冥府に連れ戻され永遠に閉じ込められた死者の姿だった。

別れ際にエロイーズはマリアンヌに言う。「振り返って」と。私には「生きて!」と聞こえた。

だからラストの、決してマリアンヌと目を合わせまいとするエロイーズの覚悟に泣けた。
あなたは生者として生きる。あなたは「見る側」だから。私は冥府に囚われた「見られる側」。だから決してあなたを見ない。それが愛する人と運命を分かつということ。

…それにしても、3人の暖炉の前の食事や食器、暮らしぶりの「音」が魅力的だった。木炭のデッサンの音にも興奮した。女たちの合唱しかり。ビバルディしかり。
生者の世界が視覚であることに対して、目に見えない永遠の世界は聴覚でできているようだ。

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Raspberry

5.0ブラヴォー!!!

2022年9月25日
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さぽ太

4.0必然的な恋と、余韻

2022年9月18日
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鑑賞方法:VOD

必然的に恋におちていく。孤島で、視線が絡み合い近づいていけば自然なこと。
修道院で音楽や文学に触れて静かに暮らすほうがよほど心地よいエロイーズにとっては生きることは容易くない。姉の選んだ道はそう遠くにあるわけではない。でも、彼女にとっては、愛した人と語り合ったオルフェウスの逸話の思い出が、マリアンヌの視線の思い出が、いつまでも残る。再会がたとえあんなかたちでしかなくとも。

ビバルディの夏が、余韻となって心を揺さぶる。

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ターコイズ

3.018世紀ヨーロッパ。孤島のガールズラブ。

2022年7月6日
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鑑賞方法:DVD/BD
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琥珀糖

4.0絵画みたい

2022年6月6日
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鑑賞方法:VOD

絵面がとにかくキレイ。ほとんどのシーンが絵画を見ているようで
特に台所のシーンには気合が入ってんなと思った。

ストーリー的にはちょっと分からない部分も多く
正直 入り込めなかった感じ。
同じく絵面がキレイって意味では、
個人的に「レヴェナント」の方が衝撃だったしストーリーも面白かったかも。

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mar

3.5#33 ギリシャ神話か日本神話か

2022年4月28日
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鑑賞方法:映画館

『パリ13区』メインキャストの1人が主演しているとのことで観に行った。
そしてやっぱりノエミ・メルラン氏が美しい。

家の主人であるお母さんがいなくなると、画家も娘もメイドも身分関係なく楽しく過ごす風景が新鮮だった。
身分を重んじるこの時代に本当にこんなことがあったのであろうか。

あと堕胎の仕方がなんだかフランス的。

それはさておき映画の中で出てきたオルフェの物語、どこかで聞いたことがあると思ったら日本神話の『イザナキとイザナミ』のお話じゃないですか〜。どっちが先なの?

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chicarica

4.0言語化できない魅力

2022年3月6日
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タイトル通り、燃え上がる恋がテーマだった

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Ori

3.5自由がない箱入り娘の初めての経験。

2022年1月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

結婚も決められていて、自分の選択権がない。
一時のスリルを味わったんだろうと思う。

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April

3.5フランス映画のダメなところが全然ないフランス映画

2022年1月18日
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とにかく美しい
人を愛することの美しい部分だけが綺麗に封じ込められた映画

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ぽな

3.0肖像画

2021年12月4日
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最近この手のLGBTのお話が非常に多い。今まで大っぴらに作品として発表されてこなかった分、今の世の動きで増えているのだろうがあまりに多く食傷気味。何でもそれに当てはめる感じ。よく知らない相手との結婚に逃げるだけじゃぁやっぱり弱いのかなぁ?しかし2日3日で永遠の恋に落ちるにはエピソードとして物足りなく、うーん分からん!でした。
最後それぞれの道を確かに歩いている二人。どういう感情かは読み取れなかった。
肖像画を描いた事も描かれた事も無いのだが5日位で描けるなんて驚き‼️

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GAB I

3.0燃ゆる恋

2021年11月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

短き燃ゆる恋。
それは叶わないからこそ永遠に美しく、忘れることができないのかもしれない。

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上みちる

4.5アンビバレンスな歓びと哀しみ

2021年11月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この映画は女性の、人生における喜びと悲しみをまるでアンビバレンスな感情のように、描いていると思う。結婚は女性にとって最大の喜びのはずだ、だがその相手が会ったこともなければ、どこに住んで、どんな性格かも分からなければ、どうだろう。果たしてその男性を直ぐに愛することができるだろうか。黙って運命に従わなければならないとしたら、哀しみ以外の何物でもないだろう。

出産もまた女性にとって大きな喜びである。だがおかれた境遇により、自分に宿った生命を堕さなければならないのは、大きな悲しみだ。監督は堕胎しようとする女性の隣に元気な赤ちゃんを置いて、無垢な喜びとその喜びを享受出来ない悲しみを鮮やかに対比させている。

愛もまた大いなる歓びである、互いにひかれあう心は理性では止められないし、閉鎖された環境ではなおのこと、より強く燃え上がる。画家もモデルも互いの感情を隠し切れなくなる、モデルが燃えているのではない、画家の感情がモデルを燃え上がらせるのだ。だが他者に知られてはならない関係は必ず終わりが来るし、最後に大きな悲しみを招く。

画家もモデルも関係を終わらせたくはない、二人は心で繋がろうとする。それが二人だけの密かな歓びであり、大げさに言えば生きる支えにもなったはずだ。だが時を経て、愛は変わらずとも、二人の境遇は大きくかわる。時を経て出会えた歓び、だが彼女と見つめ合うことの出来ない哀しみ、ここで繋がりを断つべきか、それとも・・・彼女は苦悩する。

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グリンリーフ

3.5丁寧に描かれた前半からの終盤の畳み掛けが見事

2021年10月30日
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鑑賞方法:DVD/BD
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といぼ:レビューが長い人

4.0貫き通す秘密と愛

2021年10月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

美しい2人の心の揺れが色鮮やかに描かれていました。
アデル・エネル、中村アンに似ていました。
劇場でのラストシーンは素晴らしい描写でした。
引き込まれました。

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tuna

3.0レビューって、レビューに引きずられませんか?w

2021年10月22日
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tochi06

5.0振り向いてはいけない

2021年10月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

姉が亡くなり、急遽、修道院から呼び戻され、結婚させられる貴族の娘の肖像画を描くために、女性画家が呼ばれる。
この二人が恋に落ちる。
全体がとても美しい絵画のようで、うっとりと見入ってしまう。
草むらで三人の女性が立ったりしゃがんだりするシーンが好きだ。

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いやよセブン