「真綿紬みたいな映画」ポルトガル、夏の終わり nijitoneさんの映画レビュー(感想・評価)
真綿紬みたいな映画
シントラの景色の中に、登場人物のスタイリングの色が散りばめられ、美しい映像。
説明らしい説明は、唯一ポールがキッチンでアイリーンに語ることくらい。それでも、それぞれが若かった頃のドラマまで見える。フランキーは何か企んでいるのか否か…
言葉も英語フランス語ポルトガル語が入り混じり、誰が誰の子で、みたいなのも全部、山頂でのイザベルユペールの表情に集約された気がした。
下山していく画もピアノ曲と相俟って素晴らしい。
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