「フランス作品らしい会話劇」ポルトガル、夏の終わり KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
フランス作品らしい会話劇
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フランス作品らしい会話劇を楽しむ事のできる作品に思えた。
フランキーが余命を悟り複雑な家族状況だが、その家族達を一つに集めて作品がはじまるのだが、その集められた家族も各々の問題を各自抱えており、フランキーとの関わりと並行して作品は進む。
目に見えてなにか事が起きストーリーが展開されるわけではなく、各々の会話劇として作品が展開されていくため合わないととことん合わない。
フランキーという大女優を家族に持ち余命のカウントダウンがもう始まってる中でも、そこに気をかけ過ぎる事なく各自、自分達の事で一杯一杯な描写リアリティがありこの辺はまぁ面白い。
ただ最後まで大きな展開もなく確固たる描写で話を落とすこともないので途中で飽きを感じてしまうと最後まで退屈さを感じてしまった。
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