「宗教の話はなかなか共感しづらい」その手に触れるまで アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
宗教の話はなかなか共感しづらい
特に信仰する宗教がない私にはこのような話は理解しようがなく、とても感想を述べる資格などないのだけれど、ただ13歳の少年がこのような行動をしてしまうことが辛い。
イスラムの教えが13歳のアメッドの心に響いたのは何故?従兄弟の死もきっかけなんだろうけど、、、学校の先生を敵と思い襲ったことで少年院に入るけど、改心したように装いながら歯ブラシで凶器を作るほど先生への殺意は消えない様子。
ラストはあまりにも悲しいけれど、アメッドが「ママ」とつぶやくところや、握手さえ拒んでいた先生の手を握るところはやはりまだ13歳の少年であることをかんじさせる。その手に触れるまで、まさにタイトルそのままである。
イスラム教をテーマにした映画はやはり重ーくつらーい気持ちになってしまう。
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